アウトドアで大活躍!機動力重視の最新ミラーレス一眼4選【特集「Go Nature!」】

1.  持ち歩きやすさはピカイチ軽量フルサイズ機

キャノン
「EOS R」(実勢価格:22万8600円前後)

約3030万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載しつつ、バッテリーを含めたボディ重量は約660gと軽量。0.05秒の高速AFを実現し撮影チャンスを逃さない。人物の瞳に自動でピントを合わせる「瞳AF」や、人物が動いても瞳に合わせ続ける「瞳サーボAF」にも対応予定。

▲マウント部には金属を採用。防塵防滴構造で、電池室やカードスロットルカバー開閉部にはシーリング部材で補強。シャッター耐久は約20万回

▲横開きスタイルの3.15型のバリアングル液晶モニターを採用。解像度は約210万ドット。タッチ操作対応で、2本指で再生画像を拡大や縮小できる

▲背面右上には、AF、ISO、WBなどの機能を設定できるマルチファンクションバーを配置。バーを左右にスライドしたり、タップすることで各種設定が可能

▲0.5型・有効画素数約369万ドット・視野率約100%のOLEDのEVFを搭載。ファインダー倍率は約0.76倍。露出シミュレーションなどを表示できる

 

▼ここに合わせたいという場所に即座にピントを合わせる

「EOS RP」を除く、他のフルサイズ機と比べてコンパクトで、持ち歩きやすい。サンプル撮影は「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」(8万1000円)を使用。撮りづらい小さな植物の撮影でも、ピントを合わせたい場所に即座に合焦してくれた。

▲単焦点レンズらしい透明感のある画質。薄桜色で見づらい花脈もしっかりと写している

▲これだけ引きで撮っても、拡大するとタクシー運転手の表情までくっきりと捉えている

 

2. 一眼レフで培ったノウハウが踏襲されたミラーレス機

ニコン
「Z7」(実勢価格:40万7000円前後)

有効画素数4575万画素のフルサイズセンサーを採用。約5.0段分の手ブレ補正機構を搭載。「瞳AF」に対応予定。複数の目を検出した時にはピントを合わせたい目を選択できる。「ローライトAF」を搭載し、暗い場所でのピント合わせもスムーズ。マグネシウム合金使用の堅牢ボディだが、重さは675g。

▲ボディに軽量堅牢なマグネシウム合金を使用。各所の接合部にはシーリングを施し、悪天候でも安心して撮影できる防塵・防滴性能を確保した

▲3.2型/210万ドットのタッチパネル液晶モニターを搭載。ピンチやスワイプなどスマホ感覚で操作できる。上下の広い範囲で自由な角度にチルト可能

▲同社の一眼レフの操作性を踏襲。背面モニターに加えて、ボディ右肩に表示パネルを備える。サブセレクターにより素早く被写体にフォーカスできる

▲0.5型・有効画素約369万ドットの有機ELのEVFを採用。ファインダー倍率は約0.8倍。オートまたはマニュアル(11段階)で、明るさ調整できる

 

▼光量の少ない雨天時でも色鮮やかに切り撮ってくれる

レンズは「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」を装着。ボディと合わせた重量は約1175g。EVFの見え方が良好で、光学式と同様の見やすさと、そのままの映像が撮れるというEVFならではの利便性が実感できた。

▲撮影時は雨天だったが、実際よりも植物の緑が鮮やかに捉えられ、生き生きとしている

▲蔦の緑とともにレンガや木製のドアなどの質感がリアルに写しだされている

【次ページ】LUMIXとオリンパスの注目ミラーレス

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