■サイクルキャンピング
カメラマン・下城さんの移動手段は、仕事でもプライベートでも自転車。都内や隣県であれば、少々の距離をものともしない。もちろんキャンプへ出かけるときも、自転車が多くなる。
「あまり軽量化っていうのは考えていなくて、キャンプ場に着いてから色々と楽しめるように、できるだけたくさんのモノを持っていきます。そのためにラックを取り付けたりして、自転車でたくさん運べるようにしていますね」
最も多いのが調理道具。目的地へ向かうまでに、できるだけスーパーや産地直売所などへ寄り、地元の食材などを調達する。キャンプ場へ着いてからは、お酒を飲みながら、料理するのも楽しみの一つだという。朝食にはコーヒーとホットサンドが定番で、のんびりと過ごしてから帰途へ向かう。
「ライト類も複数持っていきます。キャンプ場って暗いけど、ライトで明るくすれば料理もしやすいし本も読みやすいですから」
いかに旅を楽しみ尽くすか。そのために、今流行りの食パンやスイーツを途中で買っていくなど、OLっぽいことをしてみるのもオススメだという。
いわゆる自転車バカにはなりたくない、というのが下城さんの考え方なのだ。
▼下城さんが狙っているモノ!
サーマレスト
「NeoAir XTherm MAX Sleeping Pad」(実勢価格:3万円前後 )
「ちょっと価格が高いけど、寝心地が良くてとにかく暖かいマット。季節を問わず、タープ泊に最適だと思います」
本所工研
「亀甲フルフェンダー 700C H06FEN00701」(実勢価格:1万円前後)
「今組んでいるツアラー(長距離ツーリング用自転車)に仕込みたいのが、フェンダーの定番と言えるコレですね」
カメラマン・下城英悟さん
写真と映像の各種制作業務を請け負うフリーランスカメラマン。本誌のほか、多くの月刊誌や週刊誌などで活躍する。自転車をこよなく愛し、専門誌での撮影や寄稿も多数。