■ギアを知り尽くす達人の愛用品は“焼き系”多し!
数多くの人気ブランドの仕掛け人である牛田さんは、いち早く製品手にしてはフィールドへ向かう。テスター役でもある牛田さんの道具選びとは。
「長く使えるタフな道具であることと、機能美を併せ持っていることかな」
最近、牛田さんの道具に仲間入りしたのは鯖江のサングラス「FLOAT」。そしてベルモントの焚き火台「TOKOBI」だ。FLOATのサングラスはハイクオリティな偏光レンズによるクリアな視界が素晴らしい。
「掛けているのを忘れてしまうぐらい軽くフィットして、抜群の視界が得られるんです。あまりに気に入って眼鏡レンズを入れて普段から愛用しています。TOKOBIは小さく畳めるのに、キャンプ場にある一般的な薪が収まるし、オプションを使えば調理もしやすい。いろいろ使ってきたけれど、久しぶりにワクワクさせてくれる焚き火台ですね」
一方、長くレギュラーの座を確保しているのはユニフレームのミニロースターだ。
「キャンプでは小さな火で “焼き焼き” するのが好きで、これは2台目。角形もありますがこちらのほうが軽くて、つまみ程度なら二人分の食材くらいは載せられます」
新旧の道具を組み合わせて、今、使いやすい道具セットを作る。これも道具選びの楽しみだ。
▼牛田さんが狙っているモノ!
Ogawa
「ネオキャビン」(11万3400円)
「アルミフレームにすることでロッジ型なのに重量は約12kg。扱いやすいし、メッシュの面積が広く開放感バツグン!」
ベルモント
「TOKOBI」のオプション(価格未定)
「ステンレス製の網や鉄板、下に敷く不燃の収納袋など、これから続々登場予定なんですよ。すごく楽しみです!」
アウトドアコーディネーター・牛田浩一さん
アウトドア用品の輸入販売会社勤務を経て、独立。現在は人気ブランドのPRやマーケティングを行っている。道具の歴史や開発秘話といった幅広い知識を持つほか、これまで手にした道具たちの残念な点をもきっちり教えてくれるアウトドア界の旗手だ。