焚火台からスノーピークに魅力を感じ始め、テントやペグハンマー、ジカロテーブル、キャンピングマットなどへと手を伸ばしていくことになる。
「いやぁ、ほんとに製品展開が上手です。例えば焚火台で言えば、これって焚き火だけでなく、料理もできるんです。そのためにグリルブリッジやアミや鍋などが必要です。料理をしたら、そのまま食事したくなりますよね? ピッタリなテーブルが用意されています。そんな風に、ユニットを組み合わせていくような製品がラインナップされています。そうすると、ついつい…」
困ったような顔をしつつも、アイテムを揃えていくと「確実にキャンプ体験をランクアップできるものばかり」だという。そうして気付かないうちに、同ブランドに熱狂する、スノーピーカーとなっていくのだ。
塚﨑浩平さん
筑波大学を在学中に、forent株式会社を創業。写真で探すキャンプ場検索サイト「ExCamp」を起ち上げた。仕事と趣味で週末にはキャンプへ行くことが多い
【スノーピークの真価:01】品質と信頼性の高さ
スノーピークは江戸時代からの金属加工技術を継承してきた新潟県の燕三条に拠点を置く。テントやタープを固定するための、同社製のペグや、それを打ち込むハンマーは、まさに燕三条の高い鍛造技術によって生み出された。
【スノーピークの真価:02】細かいところまで行き届く使いやすさの追求
軽量なウレタンフォームを内蔵した「キャンピングマット2.5W」。付属の収納ケース(袋)を、マットのバルブに接続し、収納ケースを端から丸めていくと、空気がマットへ注入されていく。細かいところまで使いやすさが追求されている。
【スノーピークの真価:03】キャンプを確実に楽しくする高いカスタマイズ性
「焚火台」には、対応する「焚火台グリルブリッジ」や「ジカロテーブル」などが用意されている。追加することで焚き火だけでなく調理などにも活用方法が広げられるのだ。同ブランドの多くの製品が、こうした高いカスタマイズ性を備えている。
【スノーピークの真価:04】スノーピークで揃えたくなるデザイン性の高さ
機能性が追求された製品群は、同時にデザイン性を備えている。特にテントやタープなどは、緑の中でも目立ちすぎることはなく、自然とフィットする色使い。その他の製品に関しても、ユーザーが同ブランドで揃えたくなる統一感を有している。