多くのオートキャンパーを惹きつけるスノーピークの真価【特集「Go Nature!」】

【スノーピーカーが語るその魅力とは?】

スノーピークのファンは「スノーピーカー」と呼ばれる。彼らが同ブランドを愛してやまない理由を、キャンプ歴2年で235万円分の製品を揃えた横坂さんに語ってもらった。

2年前に社会人になったタイミングで、仲間と一緒にキャンプを始めようと、アウトドアショップに行きました。その時に、スノーピークの見た目のオシャレさや、機能性の高さが気に入りましたね。他メーカーよりも金額は高めですが、その分、モノがしっかりとしているように思えたし、保証制度も充実しています。

実際に使っているうちにテントに穴が空いたり、椅子のパイプが壊れたりしましたが、サービスセンターに送ったら、すぐに直してくれましたよ。修理されて戻ってきたアイテムは「帰ってきたなぁ」って、以前よりも愛着が沸いてきます。

スノーピークの魅力は、そうしたエモーショナルに訴えかけるところにもありますね。他のメーカーの製品との比較はできません。でもスノーピークは、キャンプの初心者向けの「スターターキャンプ」だったり、「Snow Peak Way」というキャンプイベントなどを通じて、キャンプの仕方や楽しみ方まで伝えてくれます。

今ではキャンプに焚き火が欠かせませんが、それも、そういったイベントを通じで知りました。キャンプの楽しみ方を教えてくれ、オシャレで機能的で耐久性もある。そうした全てを併せ持つブランドだから、買い続けるんだと思います。

▲横坂昂佑さん 開発系の会社員。キャンプ歴は約2年。社内のキャンプ仲間7人は、ほとんどがスノーピーカーと言える

【オートキャンピングをランクアップする売れ筋&オススメ10品】

アウトドア総合メーカー「スノーピーク」の売れ筋をピックアップ。それぞれの魅力を横坂昂佑さんに語ってもらった!

1.贅沢な居住空間を確保できるおしゃれなシェルター

「スピアヘッド Pro.LTP-450」(17万640円)

全周にフレームを配置することで、広い居住空間を確保したシェルター。同製品またはアメニティドームMなどの対応テントであれば、必要に応じて連結可能。美しい流線形の外観が自然に馴染む。重量は16kg

オススメポイント

外から見たときのデザインがいいですね。仲間と集まった時に連結できるので、閉塞感もありません

 

2.初心者でも立てやすく過ごしやすい

「アメニティドームM SDE-001RH」(3万9744円)

背を低く抑えた設計により強風によるダメージを受けにくく、耐久性を高めている。生地の耐水圧は最低1800mmで、雨天時のキャンプでも快適に過ごせる。大人2人と子ども2人が寝られる広さを想定。重量は8kg

オススメポイント

フレームのエンドパ ーツが色分けされていて、初心者でも迷うことなく設置できます。最初の一つにオススメです

 

3. 焚き火はもちろん炭火調理にも使える

「焚火台 L [3-4人用]ST-033R」(1万6848円)

ステンレス製の焚火台。折り畳めばスリムになって持ち運びも簡単だ。焚き火が楽しめるのはもちろん、グリルブリッジや焼アミ、炭床などの豊富なオプションを用意。追加すれば調理も行える。重量は5.3kg

オススメポイント

暖を取るだけでなく、ゆらゆらと揺れる火を見ていると癒やされます。そんな焚き火はキャンプには必須です!

 

4. ただのジャグだけどおしゃれさが違う!

「ステンジャグ UG-330」(3万7584円)

気密性の高いステンレス製のシングルウォールのジャグ。上部には大口径の注ぎ口があり、水を入れやすく、内部を洗いやすい。専用の木製スタンドが付属する。蛇口の栓を回すと水が出る構造。容量は15リットル。重量は2.89kg(スタンド含む)

オススメポイント

特に大人数でキャンプに行く際に重宝します。蛇口の上部だけが溶接され、下部につなぎ目がないので衛生的です

 

5. 分厚いステーキも焼ける鋳鉄性の卓上グリル

「グリルバーナー 雪峰苑 GS-355」(2万1578円)

蓄熱性に優れた鋳鉄製のグリル。調理時には肉の余分な脂が、中央の穴から水皿に落ちてヘルシーに焼き上げられる。レギュレーターを搭載し、気温の低い冬場でも、じっくり長時間、安定した火力を供給。重量は5kg

オススメポイント

オプションのたこ焼きプレートを使えば、キャンプでタコパが楽しめます!火力が安定しているのも嬉しいです

 

6. 座り心地が虜になるロースタイルチェア

「ローチェア30 LV-091」(1万7280円)

座面の高さを地上高30cmに設定したロースタイルのチェア。座面が低く、ゆったりと座れる。アームレストには竹の集成材を採用。中央に収束させて折り畳めば、コンパクトになり持ち運びもラク。重量は3.6kg

オススメポイント

ソファのように、腰を包むような快適な座り心地です。自然の中でボーッと座っていると気持ちいいですよ

 

7. 燃焼効率が抜群に高く長時間の点灯が可能

「リトルランプ ノクターン GL-140」(3780円)

ガスカートリッジに取り付けて使うライト。ガスの消費量が1時間に7gと熱効率が良い。小さな炎だが、テーブルの上を十分に照らせる光量。W42×H105×D40mmとコンパクトで持ち運びやすい。重量は102g

オススメポイント

熱効率が良いので、残量が少ないガスカートリッジでも長時間、優しい光を灯せます。荷物に入れておきたい!

 

8. 豊富なオプションでキッチンにもなるテーブル

「IGTスリム CK-180」(4万1904円)

アイアングリルテーブル(IGT)はユニットシステムのテーブル。木製天板の一部を外して、他のユニットアイテムを取り付け可能だ。収納時に脚部は折り畳める。サイズはW940×H408×D403mm。重量は7.4kg

オススメポイント

木材の質が高いので、ラグジュアリーなインテリアアイテムと組み合わせて使えば、キャンプを盛り上げてくれます

 

9. お布団のように様々な掛けかたができる寝袋

「セパレートオフトンワイド 700 BDD-103」(4万8384円)

日本のお布団のように「掛け・敷き」にセパレートする寝袋。ターンオーバーシステムにより、暑い夜には足元だけを開けたり、寒い時には足元まで包み込んで寝られる。重量は2.14kg。サイズ展開が豊富。

オススメポイント

スノーピークコットと組み合わせて使うと、寝心地が抜群です。寝ている間の体温調整がしやすいです

 

10. 至極の寝心地を実現する折り畳み式ベッド

「スノーピークコット ハイテンション BD-030」(4万2660円)

地上高32cmの、折り畳み式のキャンプ用簡易ベッド(コット)。体重に合わせて常に保たれたテンションが、快適な寝心地を実現する。シートサイズは横幅65cm×長さ2m。収納サイズは1250×280×200mm。重量は6kg

オススメポイント

地面に寝袋を敷いて寝るのとは、快適さが断然違います。日中、青空の下でゴロンッと昼寝する時に最高です!

 

>> 【特集「Go Nature!」】

本記事の内容はGoodsPress5月64-67ページに掲載されています

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(取材・文/河原塚英信 写真/湯浅立志<Y2>)

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