フィルムカメラの選び方、楽しみ方【特集「アナログ愛好。」】

三葉堂寫眞機店で見つけたお勧めフィルムカメラ

▼カメラを基礎から学べるハイグレード一眼レフ

ニコン
「New FM2」(参考価格:5万8000円)

1984年から15年間製造されたロングセラー機。ピントや露出をマニュアルで操作し、撮影の基礎を学べることから、写真学校の学生にも愛用された。
「最高シャッタースピードが1/4000秒という性能の高さも魅力です」(松田さん)

 

▼性能と操作性のバランスがいい小型カメラの名機

ペンタックス
「ME super」(参考価格:2万5000円)

1979年に発売された小型軽量な一眼レフ。前モデルから受け継いだAE機能に加え、マニュアル操作も可能になり、多彩な撮影スタイルに対応する。
「手のひらに収まるコンパクトさで気軽に持ち出せる一台です」(松田さん)

 

▼ハーフサイズカメラで軽快にスナップ撮影

オリンパス
「PEN EE-2」(参考価格:1万5000円)

35mmフィルムの1コマを半分にしたハーフサイズというフォーマットを採用。36枚フィルムで72枚分撮影でき、経済性の良さで人気を博した。
「自動で明るさを感知し、露出操作が必要ないので手軽に扱えます」(松田さん)

▼レトロな見た目が愛らしい簡単カメラの代表格

リコー
「AUTOHALF E2」(参考価格:1万9800円)

1976年に登場したハーフサイズカメラ。ピントは固定で、明るさに応じて自動で絞りを変えるので操作は簡単。前面パネルは多彩なバリエーションがある。
「ゼンマイでフィルムを巻き上げる操作感も楽しいです」(松田さん)

 

▼著名写真家も愛用した中判カメラの名品

ハッセルブラッド
「500C/M +A-12+ C Plannar 80mm f2.8 *T」(参考価格:18万8000円)

35mmフィルムより大きい6×6cm中判フィルムカメラの代表格。携帯しやすさから多くの写真家に愛用された。
「プロ仕様なのでカスタマイズの幅が広いことや、カールツァイスのレンズが使えることでも人気です」(松田さん)

 

▼独特のスタイルにハマってしまう傑作二眼カメラ

ローライ
「Rolleiflex Tessar 7.5cm F3.5」(参考価格:5万3000円)

撮影用とファインダー用に別々の光学系を備えた中判二眼レフカメラの定番モデル。上からファインダーを覗きこむ独特な撮影スタイルが特徴。
「低姿勢でも撮りやすく、スナップやペットの撮影にもお勧めです」(松田さん)

>> 特集「アナログ愛好。」

※掲載した商品は中古カメラのため、入荷状況によって店頭にない場合があります。
※参考価格は取材時のもの。入荷状況によって変動することがあります。
本記事の内容はGoodsPress6月48-349ページに掲載されています

 


[関連記事]
押入れで眠っているフィルムカメラ、今こそ蘇らせてみない?

LUMIXの新ミラーレス一眼「DC-G99」なら街の夜景や星空も鮮明に写し撮れる!

手ブレ補正7.5段ってどういうこと!? OM-D新モデルは驚愕スペック!

 


(取材・文/高橋智 写真/田口陽介)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする