■会話や心理戦の楽しさを実感できるボード&カードゲーム8選
今や国内でも世界中のゲームが楽しめるようになってきたが、その中でもJELLY JELLY CAFEのお勧めをピックアップ。どれも理解しやすい簡単なものだが、駆け引きや推理力が重要。誰もが手軽に白熱できる傑作ゲームだ。
1.多数の受賞歴を誇るテリトリー戦略ゲーム
マテル
「ブロックス」(3024円)
2000年にフランスで発売され、ヨーロッパや日本でゲーム大賞などを多数受賞。四隅から自分の色のピースを辺ではなく角だけ接するように配置して、その数を競う。ルールはシンプルだが、相手のピースをすり抜けるように置けたり、相手の配置を妨害したりでき、戦略性に富んでいる。
【DATE】
ジャンル:アブストラクト系
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:20〜30分
対象年齢:7歳以上
2. 他人を邪魔して出し抜いてより多くの魚をゲット!
アークライト
「それはオレの魚だ!」(1728円)
六角形のマスを並べ、その上に置いた複数のペンギンを動かし、マスに描かれた魚を取り合うゲーム。ペンギンは直線で任意のマス分だけ移動でき、元の場所にあったマスを自分のものにできる。時には相手の邪魔をすることも重要。ポップな見た目だがライバルを出し抜く戦略が求められる。
【DATE】
ジャンル:推理力&心理戦系
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:20分
対象年齢:8歳以上
3. 高く積み上がるごとに増していくドキドキ感!
すごろくや
「キャプテン・リノ」(1728円)
UNOとジェンガの要素をミックス。各自5枚ずつ屋根となる手札が配られ、そこに描かれた線に合わせて、山札のくの字型壁カードを積み上げていく。屋根カードには人形を乗せるなど特殊な指令が書かれたものもあり、高さ以外の緊張感も徐々に加わっていく。
【DATE】
ジャンル:バランス系
プレイ人数:2〜5人
プレイ時間:5〜15分
対象年齢:5歳以上
4. フランスのエスプリが利いたオセロに並ぶ人気ゲーム
キャストジャパン
「クアルト」(6480円)
世界中で数々の賞を獲得し、過去30年で最高のゲームとも呼ばれる傑作。4種類の駒をマスの上に並べていき、形、色、穴の有無、高さのいずれかを直線状に揃えれば勝利だが、自分が選んだ駒を相手に置かせるというルールがポイント。相手をどう誘導するかがカギとなる。
【DATE】
ジャンル:アブストラクト系
プレイ人数:2人
プレイ時間:30分
対象年齢:6歳以上
5. ボブに説明する面白さが日本中でじわじわ人気に
TUKAPON
「ボブジテン」(1944円)
外国人ボブのために日本語だけでカタカナ語を説明する国産カードゲーム。引いたカードに並ぶ言葉のうち山札の番号の言葉を1人が説明し、他の人が早い者勝ちで答える。回答は1人1回のみなので、説明が増えるのを待つか、先に答えるか、駆け引きも必要となる
【DATE】
ジャンル:推理力&心理戦系
プレイ人数:3〜8人
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳以上
6. 色と形を正確に見極めて瞬間的にキャッチ!
メビウス ゲームズ
「おばけキャッチ」(1800円)
山札のカードを引き、そこに描かれている内容に合った人形を相手より早くキャッチするもの。瞬発力のみ求められそうだが、実は該当する人形が描かれてない場合もあり、その時は絵柄や色に全く合わないもの(右の場合は青い本)を取らなければならない。鋭い観察眼も重要だ。
【DATE】
ジャンル:スピード系
プレイ人数:2〜8人
プレイ時間:20〜30分
対象年齢:8歳以上
7. “たぎる質問攻め”で相手の数字を見抜く!
JELLY JELLY GAMES
「タギロン」(2376円)
衝立に隠された相手の5枚の数字を色や並びまで推測して当てる。ヒントは6枚の質問カードで、交互に質問して聞かれた側は素直に回答。相手の数字が読めたら宣言していい当てるが、勝利は完全一致の場合のみ。一部当たりでも認める必要はなく、簡単に答えにたどり着けない。
【DATE】
ジャンル:推理力&心理戦系
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:15分
対象年齢:10歳以上
8. イメージのギャップに驚く連想型協力ゲーム
COLON ARC
「ヒト+イロ 〜この色なに色〜」(1944円)
お題から連想される色を全員で揃えることを目指す、協力型ゲーム。1人がカードを引き、書かれている「料理」「丸いもの」といった単語に関連するお題を宣言。他の人は黙って連想した色のカードを裏返しで並べ、それを5回繰り返し、最終的に全ての色が揃えば成功となる。
【DATE】
ジャンル:協力系
プレイ人数:2〜6人
プレイ時間:20分
対象年齢:8歳以上
>> 特集「アナログ愛好。」
本記事の内容はGoodsPress6月78-81ページに掲載されています
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