■透かし柄が洒脱な和傘
mabu
「超軽量24本骨傘 江戸 墨(左) 草(右)」(各3780円)
“和傘をモダンで機能的に”がコンセプトの「超軽量24本骨傘」シリーズ。日本伝統の江戸切子柄が傘全体にさりげなくあしらわれています。色合いを「墨」や「草」といった日本人の生活に馴染みのある色に統一することで、一層大人の雰囲気を醸し出しています。また、グラスファイバー製の軽量骨を使い、軽量性と強風でも折れにくい堅牢性を確保。伝統と現代の技術を見事に融合させています。
>> mabu
■傘にまつわる悩みは“逆さ傘”で解決
XZY
「逆さ傘」(2390円)
濡れた傘を閉じる際、服やカバン、手が濡れて不快な思いをした人は多いのでは。傘は通常、濡れた面が外側にくるように閉じますが、この「逆さ傘」は内側に来るように設計されているので、服やバッグが濡れる心配がなく、さらに周りの人に迷惑をかけることもありません。閉じた状態で自立するので、靴を脱ぐときやドアを開けるときに両手がフリーになることも利点。Amazon.co.jpで発売中です。
■ビニール傘のパイオニアが手がけるこだわりの逸品
ホワイトローズ
「テラ・ボゼン」(1万2960円)
1950年代、綿傘の色落ちを防ぐカバーとしてビニールが使われたことをきっかけに誕生。今や当たり前の存在となったビニール傘。そのパイオニアが日本のホワイトローズ社です。傘に使用するビニールには、ベトつきにくく、さらに傷もつきにくく環境に優しい特殊オレフィン系多層フィルムを使用。また、親骨にグラスファイバーを用いることで、大人3人が入れる特大サイズであっても軽さを損なわない構造になっています。
>> ホワイトローズ
■エイジングが楽しめるマラッカケインをハンドルに
フォックス・アンブレラ
「マラッカ(藤)」(3万4560円)
フォックス・アンブレラのハンドルに使われる代表的な素材“マラッカケイン”は、マラッカ海峡沿いの港湾都市から出荷される藤の茎。表面に独特の班模様があり、使えば使うほど色が濃くなり、全体に艶が出てしっとりとした飴色へと変化します。また、傘を閉じた際のスタイリッシュな見た目はまるでステッキのよう。雨の日のコーディネートの仕上げとして、あるいはスーツスタイルにもぴったりなデザインです。
>> ヴァルカナイズ・ロンドン
■天然素材を組み合わせた上品なビニール傘
Traditional Weatherwear
「VINYL UMBRELLA BAMBOO ブラック」(8640円)
カジュアルにもビジネスにも取り入れやすい気品のあふれるベーシックウェアを展開する「トラディショナル ウェザーウェア」。今シーズン、同ブランド初となるビニール傘が登場しました。厚手のビニール素材とバンブーのハンドルを組み合わせることで、英国ブランドらしい上品な面持ちに。ビジネスシーンにおいてふさわしくない印象のビニール傘ですが、これなら問題なしですね。
>> 梅雨モノ特集
[関連記事]
特集「富士山とフェスと旅の便利道具」
雨でも気にせず履ける、リーボック「インスタポンプフューリー」25周年記念モデル
(文/K・タニヤマ 写真/松山勇樹)
- 1
- 2