絶対役立つ屋外フェスガジェット7選【特集「富士山とフェスと旅の便利道具」】

■フル稼働するスマホをケア

アクトを身軽に楽しみたい手ぶら派でも、グッズを使って快適に過ごしたい重装備派でも、フェスでまず欠かせないのがスマホ。仲間と連絡をとったり、会場の情報をチェックするのはもちろん、写真や動画を撮ったり、SNSでシェアしたりと、普段以上にフル活用するため思いのほかバッテリーを消費する。

そのため巨大なポータブル電源を用意することを激しくオススメしたい。USBポートの数だけ同時にスマホや小型ガジェットを充電できるので仲間も大喜びのはず。また、家庭用コンセントも備えているためドライヤーやヘアアイロンなどの家電も(出力によっては)使えるから、女子がキャンプを尻込みする理由だって潰せるかも。

またテントサイトで楽しみたいガジェットといえばBluetoothスピーカーなどのオーディオが定番だったが、世はYouTube時代。アクト前の予習や、アクト後の振り返りにスピーカー内蔵のプロジェクターを使ってMusic Videoを流すのが今風だ。会場内で撮影した写真や動画もすぐ楽しむことができる。

気をつけたいのはガジェット全般、雨や砂に弱いこと。防水防塵仕様を積極的に選び、突然の雨に備えて防水カバーを用意しておくことをお忘れなく!

【ガジェット選びのポイント】

(1)数日間充電できないことを考慮
(2)テントエリアで楽しめるものがオススメ
(3)防水・防塵仕様かをチェック

 

1. フジロック5日間フル参加をサバイブするポータブル電源

Anker
「PowerHouse」(4万9800円)

友だちとの連絡にカメラに調べ物にとスマホはフェスに欠かせないインフラ。でも盛大にバッテリーが減っちゃう。そこでACコンセントも備えた約12万mAhの大容量ポータブル電源がオススメ。前夜祭含めて5日間のフジロックでも充電いらずだった。

 

2. 鍵、財布、スマホ…大事なものを忘れても探してくれるスグレモノ

Tile Inc.
「Tile Mate (電池交換版)」(1980円)

トイレにスマホを置いてきた。ポケットから鍵が落ちた。忘れ物をすればせっかくのフェスが台無し。Bluetoothトラッカーはスマホと常に接続していて、最後に検知した場所を記録。ユーザー同士で遺失物を探す機能も搭載。電池交換できるのもフェスでは嬉しいポイント。

 

3. 360度カメラで撮り漏れなくすべての思い出の瞬間を記録する

ハコスコ
「Insta360 ONE X」(5万2300円)

ワンシャッターで360度写真・動画を記録できるカメラ。撮影者すら見えてなかった部分まで記録できるので後から見返すと楽しい! しかも自撮り棒が消えるギミック付きゆえ長い自撮り棒があればドローンで撮影したような写真・動画も残せる。

 

4. 暗い会場内を手ぶらで歩く超小型ヘッドランプ

PETZL
「イーライト E02 P4」(3888円)

決して照明が多いとはいえないフェス会場では、夜道が暗くつまずいたり迷ったりとトラブルが起きがち。ペツルのイーライトは世界最軽量クラスのLEDヘッドランプ。ボタン電池で長期間保存できるのでフェスがないときも災害用として備えておける。

 

5. 混雑時に使えるのは昔ながらのトランシーバー

アイコム
「IC-4300」(1万7064円)

以前に比べて会場内でスマホがつながるようになったとはいえ、電波が届かない場所は依然としてある。特にフードやドリンクを手分けしてゲットするときこそ連携が大事。そこで昔ながらのトランシーバーがあると便利。価格も手ごろなので、一人一台持っておきたい。

 

6. Bluetoothスピーカーはもう古いテントでMVを楽しみたい

Anker
「Nebula Capsule」(3万9800円)

キャンプサイトでのラジカセは定番だが、映像もあると楽しい! バッテリー+スピーカー+Android7.1搭載のモバイルプロジェクターなら単体でYouTube等の動画を投影可能。アクトの予習はもちろん、現地で撮影した写真や動画もすぐに振り返ることができる。

 

7. テントエリアがうるさくて眠れない!はノイキャンで解決

キングジム
「デジタル耳栓 MM2000」(9180円)

1日中踊り明かして疲れてるからぐっずり眠りたいのに隣のテントがうるさい。眠くなったがオールナイトの音が気になって寝られない。そんなときはノイズキャンセリング機能がついたデジタル耳栓を。MM2000は防滴・防塵設計なのでステージ付近でも使える。

 

■仲間とのコミュニケーションツールに!フェスで使えるおもしろガジェット

「またー、そんなもの買ってどうするの?」と突っ込まれがちな変わり種ガジェットはフェスこそ出番! お気に入りのスマホ写真を何枚でもチェキにして仲間にシェアできるチェキプリンタに、バケツや洗面器が洗濯機に早変わりするUSB洗濯機、そしてアルコール濃度を測れる携帯アルコールチェッカーと、極限状態(?)のキャンプ生活で光るのだ。

また前述したポータブル電源と家庭にある家電を組み合わせてテントサイトで使うのも一興。炊飯器やテレビがテントサイトに現われたら仲間はもちろん周囲のキャンパーからもびっくりされるはずだ。

▼スマホの写真がチェキプリントできる

富士フイルム
「“スマホdeチェキ” instax SHARE SP-3」(2万2410円)

フェスで出会った人に写真をプレゼントすればきっと喜ばれる。「SP-3」はスマホの中のお気に入りの写真を簡単にプリントできちゃう。インスタ風のスクエアフィルムが今風。

 

▼数泊のフェス生活はモバイル洗濯機で乗り切る

サンコー
「どこでもUSB洗濯機 ちょこっとウォッシュ」(2980円)

長期開催のフェスは衣類を洗濯できると快適に。サンコーのUSB洗濯機は、バケツなど水を貯めることができればそこが洗濯機に早変わり。モバイル電源で動くのもポイント。

 

▼楽しくても飲み過ぎ注意!飲酒エチケットをチェック

タニタ
「アルコール チェッカー EA-100E」(実勢価格:4300円前後)

野外フェスは気持ちよくてついついお酒を飲み過ぎてしまうことも……。タニタのアルコールチェッカーは息を吹きかけるだけで呼気中のアルコール濃度を確認できる。

※本製品はクルマの運転の可否を判断するものではありません。

 

>> 特集「富士山とフェスと旅の便利道具」

本記事の内容はGoodsPress7月号82-83ページに掲載されています

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(文/熊山准)

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