機能性がポイント!一芸スーツケース7選【特集「富士山とフェスと旅の便利道具」】

5. リュック×スーツケースのハイブリッドな利便性

カリマー
「エアポート プロ 70」(3万6720円)

スーツケースでの移動時に困るのが段差。階段が多い場所などでは、持ち上げなければならない。そんな時はリュックにして背負えるハイブリッドタイプが便利だ。平坦な場所ではキャリーにするなどシーンに応じて使い分けよう。メイン55リットル、サブリュック15リットル。全3色

▲SPEC:W42×H66×D40cm 4.4kg 70リットル

▲ソフトスーツケースと同様にファスナーでフタを開くような構造になっている。バックパックと異なり荷室を大きく開けるので荷物を取り出しやすい

▲フロント部分にはファスナーで着脱できる15リットルの小型リュックが付いている。旅先での街歩き用バッグとしてもちょうどいいサイズだ。装着したままでも小物収納に使える

▲背面下部にはリュックスタイル時に使うショルダーストラップが収納されている。ストラップ収納部のフタを全開にすると、キャスターが背中に当たらないような工夫も

 

6. 狭いところも苦にしない唯一無二の細長ボディ

DOD
「キャンパーノ・コロコーロ」(実勢価格:1万5000円前後)

スーツケースの場合、駅の改札など狭い場所を通る際は幅を気にしなければならないが、このスーツケースは幅がわずか36cmしかないため、引っ張りながらでも余裕で通過できる。また内寸で長辺が79cmもあるため、長い荷物も余裕で詰め込めることも利点だ。

▲SPEC:W36×H88×D24cm 4.8kg 58リットル

 

▲左右の仕切り部分にも細かいポケットを備え、小さい荷物の収納に便利。メイン荷室は長さがあるので、長尺な荷物も苦にしない

▲静音タイプの大型キャスターのうち2輪にはブレーキが付いている。またキャスターは全てボタン操作で取り外せるので、トランクケースとして使いたい時に便利だ

▲フロント部分にあるフックに付属のストラップを付けると、リュックとしても使えるだけでなく、大きい荷物をストラップで挟み込めるなど工夫次第でさまざまな使い方ができる

 

7. キックボードがベースだからこそのスムーズな動き

マイクロスクーターズ
「マイクロ・ラゲッジ3.0」(4万9800円)

キックボードにハードケースを取り付けた、スイス生まれの個性派スーツケース。ベースはキックボードなので、乗りながらの移動も可能だ。荷室部分はフロントアクセス可能になっているなど、使い勝手も良い。キックボードの車輪だけあり移動もスムーズだ。

▲SPEC:W37×H70×D20cm 4.4kg 58リットル

▲荷室は通常のスーツケースと同じ。1~2泊程度の荷物であれば余裕で入れられる。右側の仕切りの外側にもポケットが付いている

▲メインのファスナーも立てたまま開けるようになっているが、ノートPCなどすぐに取り出したい荷物の収納に便利なフロントポケットを備える。内部も細かい収納部が多い

▲左右に動くリーン&ステア構造やフットブレーキが付くなど、仕様は本格キックボードそのもの。建物内や人の多い場所では乗らないなど、キックボードと同様の注意を払いたい

 

>> 特集「富士山とフェスと旅の便利道具」

本記事の内容はGoodsPress7月号84-87ページに掲載されています

 


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(取材・文/樋口拓也 写真/園田昭彦)

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