■シンプルユースならミドルクラスも納得の完成度
通話やメール、SNS、ブラウジングなど、スマホをシンプルに使いたい人なら、ミドルクラスもお勧めだ。最新モデルはバランスが取れた性能を備えながら、価格はハイスペックモデルの半額ほど。他にない機能を備えたモデルやコンパクト設計のモデルもあり、選択肢も充実している。
▼AI+Googleの機能でスマホの使い方を革新
Google
「Google Pixel 3a」(実勢価格:4万6600円前後)
カメラで写した被写体などを検索できるなど、他にない機能が充実。5.6インチの有機ELディスプレイを採用する。ブレにくい夜景モードやボケ具合の調節など豊富な撮影機能も備える。
【SPEC】
●OS:Android 9 Pie
●ディスプレイ:約5.6インチ液晶(1080×2160)
●チップセット:Sn apdragon 670
●内蔵メモリ:RAM 4GB、ROM 64GB
●メインカメラ:約1220万画素
●バッテリ ー:約3700mAh
●サイズ:約H160.1×W76.1× D8.2mm
●重量:約167g
背面パネルが樹脂製になりチップセットも変わりましたが、カメラはほぼ同じ。Googleレンズなど独自機能を使いたい人にお勧めです
(石野さん)
▼コンパクトサイズに実用機能を凝縮
ソニーモバイル
「Xperia Ace」(実勢価格:4万8000円前後)
片手に収まるコンパクト設計モデル。約5インチのフルHD+ディスプレイを採用。3.5mmジャックを備え、ハイレゾ再生に対応する。超広角撮影をはじめ、自撮り機能も充実している。
【SPEC】
●OS:Android 9
●ディスプレイ:約5インチ液晶(1080×2160)
●チップセット:Snapdragon 630
●内蔵メモリ:RAM 4GB、ROM 64GB
●メインカメラ:約1200万画素
●バッテリー:約2700mAh
●サイズ:約H140.1×W67×D9.3mm
●重量:約154g
6インチオーバーも珍しくなくなってきた中で、コンパクトサイズにこだわる人には有力な選択肢。音質面も優れています
(石野さん)
▼有機ELと高性能カメラを搭載したハイコスパモデル
サムスン
「Galaxy A30」(実勢価格:4万3000円前後)
約6.4インチの大画面有機ELディスプレイを採用。標準、広角のデュアルカメラを利用した光学2倍のズーム撮影機能を備える。3900mAhの大容量バッテリーを搭載する点も特徴だ。
【SPEC】
●OS:Android 9 Pie
●ディスプレイ:約6.4インチ有機EL(1080×2340)
●チップセット:Exynos 7904
●内蔵メモリ:RAM 4GB、ROM 64GB
●メインカメラ:約1300万画素(超広角)+約500万画素(広角)
●バッテリー:約3900mAh
●サイズ:約H160×W75×D8mm
●重量:約176g
この価格帯で有機ELディスプレイを採用するモデルは希少。機能のバランスが取れた、コストパフォーマンスの高いモデルと言えます
(石野さん)
本記事の内容はGoodsPress8.9月合併号38-39ページに掲載されています
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(取材・文/高橋 智 写真/田口陽介)