話題の作品でふり返る大人の“本気”ホビー【2019上半期ベストバイ】

■細部までリアルに再現されたフィギュア

リアルな “造形”と “彩色” に、 “可動”を加えた、BANDAI SPIRITSの「S.H.Figuarts」の完成度が、シリーズを重ねるごとに進化し続けている。

「Netflix」オリジナルアニメ『ULTRAMAN』は、初代ウルトラ世代からも絶大な支持を集める作品。「S.H.Figuarts」では、大幅に可動域を拡大することで、見た目の再現性だけではなく、必殺技のポージングも、無理なく自然に決まる。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のフィギュアには、独自の「魂のデジタル彩色技術」を採用。顔、プロポーションの特徴を徹底表現されている。この可動の技術を『怪獣』にフィーチャーした「S.H.MonsterArts」からは、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の最新ゴジラを、酒井ゆうじ氏が立体化。

可動も最高峰に達し、エフェクトパーツとの連携で映画の1シーンが目の前で展開される。“フィギュアはご無沙汰” という大人にこそ、究極の仕上がりを、みずからの手で体験していただきたい。

 

■『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

▼“天を見上げて光線を吐く”名シーンを完璧に立体化

BANDAI SPIRITS
「S.H.MonsterArts ゴジラ(2019)」(7020円)

特徴ある小さい頭部やどっしりした体型を、映画の資料を元に、酒井ゆうじ氏が造形と彩色で立体化。丸みのある頭部や尻尾、背ビレ、牙、ひび割れた皮膚の形状なども緻密に再現される。

▲「S.H.MonsterArts」の進化した可動機構により、口の開閉や、首を真上に向ける可動を実現。ポスターのビジュアルに使われた「天を見上げて光線を吐く」ポージングが、パーツの差し替えなしで可能に。付属の光線エフェクトパーツを挿し込むだけで、キングギドラとの戦いをリアルに再現できる

 

▼黄金色の三首竜もしなやかに可動

BANDAI SPIRITS
「S.H.MonsterArts キングギドラ(2019)」(1万8360円)

全高約250mm、翼を広げると全幅約600mmに達するド迫力サイズ。皮膚感や筋肉の隆起までリアルに表現され、可動分割により3つの首も自然に動く。劇中のポージングも自由自在だ。

 

▼生物的アクションでレジェンド怪獣が甦る

BANDAI SPIRITS
「S.H.MonsterArts モスラ(2019)&ラドン(2019)」
(1万1000円/2019年11月発送予定)

美しく彩色されたモスラは4枚の羽と6本の脚をボールジョイントによって生物感のある可動を実現。劇中の強靭な体と巨大な翼を再現したラドンも分割可動で首や翼を動かせる。

▼『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

『GODZILLA』(2014年公開)のゴジラ対ムートーの戦いから5年後の世界が舞台。覚醒したキングギドラやラドン、卵から孵化したモスラといった伝説の怪獣たちとゴジラの決戦を描く。監督・脚本はマイケル・ドハティ氏。

©2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved.

 

■『ULTRAMAN』

▼スペシウムソードの抜刀ポーズも凛々しくキマる

BANDAI SPIRITS
「ULTRAMAN SUIT ver7 -the Animation-」
(6480円/2019年9月発売予定)

2016年に発売されたコミック版のパーツの約8割を新規で造形。新たな可動軸を腹・スネに追加することで、ポージングひとつひとつの再現性が大幅に向上している。赤とシルバーを、2トーンで塗り分けたスーツの彩色も見事だ。

肩を引き出し関節にすることでスペシウムソードの抜刀ポーズも凛々しく美しい。シーン再現に最適な斬撃エフェクトや、おなじみのアイスラッガーも付属。スペシウムソード用鞘は脱着可能だ。

 

▼エフェクトパーツによりスペシウム光線を再現

BANDAI SPIRITS
「ULTRAMAN  -the Animation-」
(6480円/2019年8月発売予定)

腹部やスネに可動軸が加わり、より人体に近い“足首の踏み込み”によって自然なひざ立ちやしゃがみを実現。胴体の可動域も広く、独特な猫背やスペシウム光線も再現できる。二色に塗り分けた赤とシルバーで、スーツの素材感まで伝わってくる。

肩や、胸部の引き出し式関節機構によってさまざまなポージングが自然に決まる。ウルトラスラッシュやスペシウム光線のエフェクトパーツを始め付属品も充実。劇中のシーン再現も思いのまま。

▼『ULTRAMAN』

Netflixオリジナル作品。ウルトラマンが役目を終えてから十数年後の地球は、再び異星人の脅威にさらされていた。早田進の息子、進次郎が、父であるウルトラマンのように、ヒーローとして諸星、北斗と共に異星人と戦う姿を描く全ウルトラ世代を興奮させた傑作。全13話

©円谷プロ ©Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi©ULTRAMAN製作委員会

 

■『アベンジャーズ/エンドゲーム』

▼“魂のデジタル彩色技術” でヒーローがそのまま降臨!

BANDAI SPIRITS
「S.H.Figuarts キャプテン・アメリカ(アベンジャーズ/エンドゲーム)」
(6480円)

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のフィギュアには、精密な造形とデジタル彩色技術を駆使した「S.H.Figuarts」が誇る「魂のデジタル彩色技術」が投入された。さらに広い可動域とパーツにより、キャプテン・アメリカの劇中のポージングやシーン再現をとことん楽しめる。

▲全高約150mmの中で、筋肉質の肉体やコスチューム、シールドの細部まで徹底再現。キャプテン・アメリカのマスクからのぞく眼差しも驚くほどリアルだ

 

▼原作初期に近いスーツデザインが特徴

BANDAI SPIRITS
「S.H.Figuarts アイアンマン マーク85 (アベンジャーズ/ エンドゲーム)」
(6480円)

 

▼新しいヘアスタイルとなった美しきアサシン

BANDAI SPIRITS
「S.H.Figuarts ブラック・ウィドウ (アベンジャーズ/エンドゲーム)」
(6480円)

 

▼弓矢で戦うヒーローのもうひとつの姿

S.H.Figuarts
「ローニン(アベンジャーズ/エンドゲーム)」(6480円)

 

▼『アベンジャーズ/エンドゲーム』のキーマン

BANDAI SPIRITS
「S.H.Figuarts アントマン(アベンジャーズ/エンドゲーム)」(6264円)

 

▼威圧感抜群の最強・最悪のラスボス

BANDAI SPIRITS
「S.H.Figuarts サノス(アベンジャーズ/エンドゲーム)」(9504円)

▼『アベンジャーズ/エンドゲーム』

興行収入記録を塗り替えるメガヒットを連発した「アベンジャーズ」シリーズの完結編。前作で、最凶・最悪の敵サノスによって、メンバーを含む生命の半分が消し去られてしまった地球で、アベンジャーズの、最後にして史上最大の逆襲を描く。
9月4日MovieNEX発売/8月7日先行デジタル配信開始

©2019 MARVEL

 

>> 【特集】2019上半期ベストバイ

本記事の内容はGoodsPress8.9月合併号60-61ページに掲載されています

 

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(文/大石千里)

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