話題のルーフテントで「車上泊生活」を始めよう!

【ポップアップ型(ハードシェルタイプ)】

ボディにFRPシェルを使用。強度があり、開閉もしやすいのが特徴。サイドは一般的なテントと同様の生地を使い、網戸も搭載する。ヒンジや開閉方法はメーカーごとで異なる。片側が大きく開くので、中腰や立って着替えもできるのが魅力。

■子どもであれば立ったまま着替えられる室内高を確保

ジェームス・バロウド
「スペースXXL」(41万8000円)

【SPEC DATE】
●就寝定員:大人2人+子ども2人
●収納時サイズ:全長224×全幅160×全高33.5cm
●重量:約65kg

片側が大きく開くのが特徴のポップアップ型の中でも、狭くなっている足下部分が若干立ち上がり、この部分でも48cmの室内高を確保。一番広い部分では室内高143cmもあり、子どもであれば立ったまま着替えができる。

左右と後方に出入口があり、愛車の形状に合わせた出入りができるほか、網戸は面積が広く採光性や開放感も抜群だ。足下部分には小物入れがあるほか、天井に収納ネットを装備。車内の空気循環に最適なソーラーファンや脱着式LED照明も標準装備となっている。

注目はオプションのサイドオーニングで、天幕部分にアタッチメントを装着すればルーフテントへそのままアクセスでき、雨天時などはとくに便利。XXL以外にも長さ1980×幅1400mmタイプも用意する。

▲足下には幅一杯のメッシュ小物入れを用意。左右のダンパーは金具が布地で覆われており、怪我をしにくいように配慮

▲足下部分にもダンパーがあり、持ち上がるので窮屈さは皆無。クッションも適度な硬さで寝心地も快適。通気性も抜群だ!

▲開閉用のヒンジは前後各2カ所に搭載。ヒンジを外すと四隅のダンパーが立ち上がる

▲天井にはシュラフや着替えなどを入れておくのに便利な収納ネットのほか、着脱式LED照明、ソーラーファンが標準装備

オプションのサイドオーニング(6万6960円)はサイドウォール(6万3720円)3面にメュシュウインドウもあり、風通しもよくプライバシー効果も高い。また、テントからのトンネル(3万8880円)を使えば、直接オーニングからテントへ移動できる。

【次ページ】テント型のルーフテント

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