■購入前に知りたい!ルーフテントQ&A
Q1:どんなクルマにも取り付けられる?
取り付けにはルーフテントのサイズにもよるがベースキャリアや専用のルーフラックが必要で、それらが搭載できれば可能。取り付け後は全高が高くなるので注意しよう。モデルによっては50cm近くも全高が変わるので立体駐車場に入れない場合も。
Q2:重量制限はどれくらい?
重量が約80kgのものもある。ベースキャリア1本の耐荷重を事前に調べ、必要な本数を用意する必要がある。また、乗用車には最大積載量の表記がないものの、ルーフテントの重量が増加した分、ほかの荷物の容量は抑えたい。
Q3:走行に影響はない?
ルーフ部分に装着するため全体の重心が高くなり、コーナー時のロール量も若干増す。空力を考慮した作りだが、高速道路では特に横風に注意が必要。さらに、風切り音がどうしても増える傾向。本体重量が増加している分、燃費については悪化傾向だ。
Q4 天気や季節に関係なく使える?
雪や雨でも自己責任において使用は可能。実際に雪中での利用者もよく見かける。設営時は風向きを考慮して設営を行うのがコツ。基本的にはテントなので「夏場は暑く、冬場は寒い」。扇風機や毛布、アイス枕などで環境を整える必要がある。
Q5:取り付けは自分でできる?
本体重量が重いので、取り付け・取り外しは2人以上で作業するのがおすすめ。とくにミニバンや1BOXなど、全高のあるクルマでは注意が必要だ。作業用の踏み台もしっかりとしたものを用意したい。
Q6:メンテナンスは大変?
メンテナンスはほとんどテントと同じで、天気のよい日に生地部分やマット部分を干したり、はっ水性が落ちたらスプレーを塗布したりすればOK。メーカーによっては網戸やダンパーなど、補修パーツを用意し、サポートしているところもある。
■『カーグッズプレス』厳選!就寝お役立ちグッズ3選
ルーフ上はもちろん、車内やキャンプシーンでも活躍する、この夏にぴったりの就寝グッズをピックアップしてお届け!
1. 春・夏・秋・冬すべてに対応する寝袋
コールマン
「マルチレイヤー スリーピングバッグ」(1万2960円)
季節や朝晩の寒暖差、標高による気温変化など、寝袋選びは難しいもの。しかし、こちらは3層構造となっているため気温に応じた使い分けができ、季節を問わず使えるのが魅力。また、洗濯機で丸洗いでき衛生面でも安心だ。
2. 高反発マットレスの美点をコンパクトサイズに凝縮
エアウィーヴ
「エアウィーヴ ストレッチパッド」(3万240円)
トップアスリートが使用していることでも有名なエアウィーブ。中材に三次元構造体の「エアファイバー」を採用し、耐久性や耐熱性、体分圧などに優れ快適な寝心地を実現。カバーは防汚性に強く、アウトドア・車中泊での使用にも最適。
3. 最大400ルーメン点灯&音楽の同時再生ができる
コールマン
「360°サウンド&ライト」(8640円)
リチウムイオン電池搭載のLEDランタンは数多いが、こちらはスピーカーも内蔵し、「明かり」と「音楽」が同時に楽しめる。ランタンは最大400ルーメンの光量で、3段階調整が可能。音楽はスマホなどからBluetooth接続で再生できる。
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(レポート/伴隆之 撮影/澤田和久 モデル/堀尾実咲 小嶋みやび)