1. こだわりのディテールワークが光る注目作
スティル バイ ハンド
「ジップアップパーカ」(1万8360円)
毎シーズン定番としてリリースされながら、毎シーズン品薄状態となるスティル バイ ハンドの傑作ジップアップパーカ。ギュッと目が詰まった裏パイル仕立ての“度詰め”スウェットを使っていて、日々のヘビーローテーションにも余裕で耐えるタフネス性を保ちつつ、優しい着用感と洗練されたシルエットもキープし続けるスグレモノです。
今季からアームホールや袖回りに少しゆとりを持たせたサイズ感にリニューアル。通常のジップアップパーカよりも襟高な設計で、防寒性も高水準。常にフードが立ち上がった美しい首回りを演出してくれるフード付け根のリブ切り替えもポイントです。肌当たりの良い各所のフラットシーマ縫製や、指のカーブにフィットするよう湾曲させたジップヘッド形状など、ディテールまで抜かりのない、まさに大人が選ぶべきハイクオリティな1着です。
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2. Made in U.S.A.のヘビーウェイトな1着
キャンバー
「チルバスターパーカ」(1万3500円)
ペンシルベニア発のキャンバーは、ヘビーウェイトスウェットの代名詞的存在です。中でも「チルバスターパーカ」は、数あるラインナップの中でも看板商品。7.5オンスのスウェット表地に6.5オンスのサーマル裏地を貼り付けた、ヘビーデューティーなダブルフェイスモデルになります。
それでいて、ローゲージ気味のサーマル裏地により、肌触りはフワフワ。ラグランスリーブとの組み合わせによるリラックスした着用感は、一度袖を通せばヤミツキになること請け合いです。余分な装飾を省略した、極めてオーセンティックな佇まいも魅力的。どんなトレンド化においてもベーシックに着回せる、持っていて絶対に損のない、オールタイムベストな1着です。
3. 風合いが増していくインディゴ染め
フルーツオブザルーム・ブルーブルー
「インディゴスウェットパーカ」(1万4040円)
アメリカ人の生活に馴染むボディブランドとして、昨今、日本でも再注目を集めているフルーツオブザルーム。そんなアメリカ生まれの老舗と、日本を代表するアメカジブランド、ブルーブルーがコラボレーション。
ボディには、独特の凹凸感が味わい深いスラブスウェットを採用。そこにブルーブルーお得意のインディゴ染めを施し、着込むほどに、そして洗いを重ねていくうちに、ヴィンテージデニムパンツさながらのオンリーワンな表情を深めていいきます。手触り柔らかな裏起毛仕様で、着用感も抜群。すっきりシンプルに仕上げたミニマルデザインに映える、ワンポイントのフルーツロゴもポイントです。
4. 襟の立ち上がりが◎な美シルエット
イキジ
「パーカー」(3万2400円)
職人の街、東京都墨田区で産声を上げた、江戸の心意気を受け継ぐ下町ハイカジュアルブランド、イキジ。熟練の職人技とモダンデザインを融合させる同ブランドのスウェットパーカは、一見するとベーシックながら細部にこだわりが満載です。
例えば、パーカの佇まいの肝となるフード部分には、自然と襟回りを立ち上がらせるためのステッチパターンを採用。脇下パネルはリブニットで切り替えて、アスレチックウェアとして生まれたスウェットシャツならではのスポーティーなフィット感を実現しています。コットン100%仕立ての裏パイルスウェットがもたらす、ナチュラルかつ爽やかなタッチ感も特筆モノです。
>> イキジ
5. アウター感覚で使えるプルオーバー
アルクフェニックス
「dome parka /3D Urake」(3万1320円)
日本発のテクニカルアパレルブランド、アルクフェニックスのプルオーバーパーカ。ボディには独特のエンボス加工を施した独自開発のニット生地“3Dウラケ”を採用。スタンドカラーデザインの首元やアーチ状にダブルジップを配したフロントビッグポケット、立体的な切り替えパターンなど、特徴的なディテールワークとオリジナル素材の組み合わせで、どこか近未来的な佇まいに仕上がっています。
身幅をややワイドに仕立てた、トレンドのビッグシルエットになっている点にも注目。ゆとりのあるフィット感なので、プルオーバーパーカでありながらアウター感覚で着用できます。フロントポケットの内部はメッシュ仕様で、さらにジップ付き内ポケットも備えるなど使い勝手も抜群です。
>> アルクフェニックス
>> [特集]男の秋アウター
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(文/山本サトシ 写真/伊藤恵一 スタイリング/宇田川雄一)
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