1. 70年代に海外で展開された機械式
現在はセイコーエプソンのブランドとして展開しているオリエントですが、かつてはオリエント時計として、国産時計の一翼を担うブランドでした。そんなオリエント時計時代の1970年代に海外で発売されていたスポーツコレクション「SKモデル」。オリエントの代名詞でもある通称“46系”F6ムーブメントを搭載し、ピン打ち込みケース、内装リングなど、特徴的な仕様のモデルですが、やはりなんといっても目を引くグラデーションの文字盤。そんなマニアックな仕様をしっかりと再現して期間限定で復刻しています。
>> マニアックさに惹かれる!海外で人気のオリエント個性派モデルが復刻
2. Apple Watchにつながるスイス時計がいま復活
Apple Watchのデザイナーとして知られるマーク・ニューソンが、1994年にオリバー・アイクと設立した時計ブランド、IKEPOD(アイクポッド)。2013年に休眠状態に入ったこのブランドが、なんと復活しました。Apple Watchにもつながる流線型が特徴的なモデルは当時一世を風靡しましたが、復活したIKEPODの腕時計も、その系譜に連なるにふさわしい滑らかな曲線で作られています。ムーブメントは機械式からクオーツに変わったことで、手に取りやすい価格になっています。
3. デビルダイバーと名付けられたのには理由がある
アメリカを代表する時計ブランド、ブローバ。数々の名作を生み出してきたブローバからは、1970年代に当時としては画期的な666フィート(約200m)の防水機能を持つダイバーズ「Oceanographer Devil Diver」が復刻です。文字盤に刻まれた“666 FEET”、これがデビルと名付けられた理由です。西洋で666は、ヨハネの黙示録に登場する悪魔の数字。そんな由来も、当時のオリジナル版から継承し、しっかり再現されています。
>> 悪魔的魅力を持ったブローバ「デビルダイバー」が復活の時を告げる
4. ブランドの原点たるモデルが50年の時を経て復刻
1917年、スイスのレングナウで誕生した腕時計製造工場「シュルップ・アンド・カンパニー」。当初はムーブメント製造を主な事業にしていましたが、1950年代に入り、ラドーというブランドの腕時計の生産を始めます。創業40周年となる1957年にそのラドーブランドとして初めて発売したモデルのひとつが“ゴールデンホース”コレクションです。後に続く自動巻きモデルすべてに受け継がれる、動く錨のシンボルが始まったのもこのモデルから。そんなブランドの始祖的存在の名作が復刻しました。文字盤の“Golden Horse”にオリジナルと同じフォントを使用するなど、アイコニックなモデルをしっかりと再現しています。
>> 幸運をもたらすラドー「ゴールデンホース」復刻モデルの魅力とは?
5. 遊び心あふれるカジュアルウォッチ
1984年の誕生以来、カジュアルウォッチブランドとして世界的に人気のフォッシル。アメリカンフィフティーズのグラフィックに刺激を受けて生まれたパッケージ“tin缶”や、アナログとデジタルを融合した“ビッグティック”といった遊び心あふれる商品を数多く生み出してきたブランドです。中でも、体温に反応して文字盤の色が変わるというギミックを搭載した1996年発売の「ムードウォッチ」はまさにフォッシルらしい1本。そんな「ムードウォッチ」が復刻されました。身に着ければ、日常にちょっと遊び心をプラスできるかも。
>> 気分で文字盤の色が変わる?遊び心あふれる時計が復刻です
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(文/&GP編集部)
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