知っておきたい各国代表ジャージに託されたメッセージ【ラグビーW杯特集】

1. 「兜」をコンセプトに日本の精神性と誇りを表現

「RWC2019 ジャパン レプリカ ホームジャージ」(1万800円/税別)

日本代表の2019新ジャージは、「日本ラグビー、日本人のもつスピリット“武士道の精神”で世界と戦う」という意味合いを込めて、「兜:KABUTO」をコンセプトにデザイン。兜は武士にとって戦いの場で威厳を誇示し、敵を威圧するとともに、自らの矜持と信念を表すもの。こうした精神性と誇りを、伝統的な和の意匠を取り入れて表現している。

【POINT1】3Dになった桜のエンブレム

「ブレイブブロッサムズ(勇敢な桜たち)」と呼ばれる日本代表チーム。そのシンボルである桜のエンブレムを3D化し、代表選手の誇りを強調!

【POINT2】勝利を祈願する吉祥文様

ボディには和柄の地紋が描かれている。「力・ならわし・縁起」を意味する、伝統の吉祥文様で勝利を祈願! また、赤と白のストライプには、富士山のご来光を表現した黄金カラーがアクセントに入っている。これは世界に誇る日本一の山、富士山のご来光を表現したもの。

【POINT3】視覚効果を持つストライプ

▼FRONT

日本代表ジャージといえば赤と白。1926年の日本ラグビー協会設立から続く、伝統の日の丸カラーだ。新ジャージには、「兜」の前立てをモチーフにした鋭角ラインのストライプを採用。さらにVの字に曲げることで、身体を大きく見せる錯覚効果もあるという。

▼BACK

背面は富士山をモチーフに、ストライプを前面とは逆に山型に曲げることで、後方から追う相手に速さを感じさせるデザインに。「追いつけない」と思わせる効果があるのだ。また、ストライプには、富士山のご来光を表現した黄金カラーがアクセントに入っているのも特徴。

<CHECK!>

「RWC2019 ジャパン レプリカ オルタネートジャージ」(1万800円/税別)

似たような色のファーストジャージ(ホームジャージ)のチームと対戦する際に着用するオルタネートジャージ。ブルーとネイビーのストライプがクールな印象に仕上がっている。こちらも見逃せない!

 

2. 日本とマオリが見事に融合!ニュージーランド代表モデル

「RWC2019 ニュージーランド代表 オーセンティックジャージ」(1万6000円/税別)

「オールブラックス」ことニュージーランド代表のホームジャージ。ファッションデザイナー山本耀司氏率いる「Y-3」が、マオリ文化からインスピレーションを得てデザインを手がけた。チームを象徴する「シルバー・ファーン」を生地に描くなど、日本のデザインとマオリ文化が融合した力強い1枚に仕上がっている。

▲胸にはニュージーランドに自生するシダの一種「シルバー・ファーン」の葉を、黒地に白にスタイライズした「シルバー・ファーン・フラッグ」が胸に入っている

▲右袖には、ラグビーワールドカップの優勝カップが、優勝年と共に刻まれている。これは過去大会で優勝したチームのジャージにしか施されない名誉ある意匠だ。

 

3. 伝統の白と赤が目を引くイングランド代表モデル

「RWC2019イングランド レプリカ ホームジャージ」(1万800円/税別)

イングランド伝統の白を基調に赤のアクセントが入ったデザイン。左胸には「イングランドローズ」の3Dクレスト、左袖には2003年大会の優勝を表すカップが施されている。

 

4. グループリーグで日本と戦うアイルランド代表モデル

「RWC2019 アイルランド レプリカ ホームジャージ」(1万800円/税別)

鮮やかなグリーンが特徴のアイルランドのレプリカホームジャージ。エンブレムは「シャムロック」。クローバーやカタバミなど三つ葉の草の総称で、“三位一体” を表しているという。

 

5. ワラビーズの愛称で親しまれるオーストラリア代表モデル

「RWC2019 オーストラリア ワラビーズ レプリカジャージ」(1万4000円/税別)

チームの伝統カラー、深みのあるゴールドをベ ースに仕上げた1枚。左胸に同国ラグビー協会のエンブレム、肩口に「ワラビー」のロゴがあしらわれている。優勝カップも見逃せない!

 

6. 前大会で日本と激闘を繰り広げた南アフリカ代表モデル

「RWC2019 南アフリア スプリングボクス レプリカジャージ」(1万4000円/税別)

1995年の南アフリカ大会で優勝したジャージをイメージした、オリーブグリーンを採用。左胸に国花「プロテア」、肩口にチームの愛称とな っている「スプリングボック」のロゴが付く。

>> ラグビーW杯特集

本記事の内容はGoodsPress10月号110-111ページに掲載されています

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(構成・文/津田昌宏 写真/伊藤恵一)

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