■昨今の交通トラブル対策用として特に人気のモデル
ケンウッドは、車両前後を高精細なフルHD画質で撮影できる。そのうえメニューがわかりやすく、操作キーが大きいので使い勝手にも優れている。また、画像認識技術を利用した運転支援機能も搭載し、安全運転をサポート。ドライバーのさまざまなニーズに対応しているので、どんな人にも安心して使用できる1台だ。
ユピテルは、場所を取らないコンパクトボディを採用。本体カメラはフルHD画質、サブカメラはHD画質と差があるが、そのぶん価格が抑えられている。手軽に2カメラモデルを導入したい人に推薦したい。
PIXYDAは、ディスプレイを装備しない代わりに、スマホによる操作が可能。記録映像の再生や各種の設定を手元で快適に行えるのは便利だ。ソニー製STARVISセンサーを採用したスーパーナイトビジョン2.0の効果により、暗所にきわめて強いのも魅力。特に夜間の走行が多い人に向いている。
1. 車載電源ケーブルを利用すれば最長24時間の駐車監視録画に対応
ケンウッド
「DRV-MR740」(実勢価格:2万5000円前後)
画質にこだわり、前後カメラともにフルHD画質で録画できるほか、夜間に強い明るいレンズや高精度な明暗差補正を搭載。発進遅れや前車への近づきすぎを知らせる前方追突警告、車線逸脱などの運転支援機能も備える。
【SPEC】
●画角(フロント):水平約100度、垂直約52度
●画角(リヤ):水平約100度、垂直約52度
●本体サイズ(フロント):W87.9×H50.6×D31.9mm
●本体サイズ(リヤ):W44×G40.4×D33mm
●本体重量:フロント約106g/リヤ約35g
●液晶サイズ:2.7インチ
●記録媒体:16GB microSDカード(付属)
【前方】
【後方】
2. 前後ともにフルHD画質で視野角が広く映像が鮮明で安心感が高い
ユピテル
「DRY-TW7500d」(実勢価格:2万2000円前後)
後方録画も備えた2カメラモデルながら、リーズナブルな価格を実現。リヤカメラはブラケット一体型で見た目もスマート。別売りの駐車記録用オプションを追加すれば当て逃げにも対応し、衝撃検知による記録もOK。
【SPEC】
●画角(フロント):水平128度、垂直68度
●画角(リヤ):水平82度、垂直45度
●本体サイズ(フロント):W64×H49×D38mm
●本体サイズ(リヤ):W54×直径25mm
●本体重量:フロント約71g/リヤ約18g
●液晶サイズ:2インチ
●記録媒体:16GB microSDカード(付属)
【昼間】
【夜間】
3. 高性能レンズと強力な補正技術によって前後ともに高画質
PIXYDA
「PDR800FR」(実勢価格:3万2780円前後)
スマート設計が目を引くモデル。Wi-Fi搭載で、各種設定はスマホの専用アプリで行う。前後ともフルHD画質を採用し、夜間の暗い路地など低照度環境でも鮮明な映像を残せる。また、4つの安全運転警告機能も備える。
【SPEC】
●画角(フロント・リヤ):水平112度、垂直64度
●本体サイズ(フロント):W107×H60.5×D30mm
●本体サイズ(リヤ):W61×H27.5×D32mm
●本体重量:フロント約104.5g/リヤ約25g
●液晶サイズ:非搭載
●記録媒体:16GB microSDカード(付属)
【前方】
【後方】
<他にもある!チェックしておきたい注目モデル>
▼車内の様子を鮮明に録画できて安心感が高い
コムテック
「HDR-951GW」(実勢価格:2万5300円前後)
フルHD画質のカメラを搭載した本体に、HD画質の室内用サブカメラを組み合わせた人気モデル。車内を広くカバーし、侵入者を捉えたり、駐車中の車上荒らし(オプションの配線コードが必要)にも対応。運転支援など安全運転に貢献する機能も搭載する。
▼スモークフィルムにも対応した後方録画専用モデル
ユピテル
「SN-R10」(実勢価格:1万7820円前後)
すでにフロントにドラレコを装着している場合に追加して使える「リヤ専用」モデル。他社製品との組み合わせが可能で、運転席まで届く7mのロングシガープラグコードなどを備える。無線LAN内蔵でスマホから操作や映像確認ができ、自動感度調整機能も搭載。
>> 秋の新製品NEXTヒット
本記事の内容はGoodsPress11月号50-51ページに掲載されています
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(取材・文/常國伸太郎 浜先秀彰 撮影/澤田和久)
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