▼デジタルギアを駆使して出張先をオフィスへと変えるノマドワークの究極スタイル
AppleWatchで支払いが劇的にスムーズに
石野純也さんは、最新の通信事情を把握するため、年に10回以上は海外へ渡航する。
「月に1度くらいは海外へ行くので、変換プラグや延長コードなどの必需品は、海外出張用のトラベルポーチに入れっぱなしです。PCやスマホ、それにパスポートとポーチを持っていけば、出張先で困りません」
その他は、海外だから特別に持っていくものはないという。だが、買い物などでの支払い方法は工夫している。
「先日行ったシドニーでは、ほとんどの支払いがAppleWatchで済みました。場所によっては、Uber Eats(ウーバーイーツ)のようなサービスも、ルームサービスよりもメニューが多いうえに安いので多用しています」
テクノロジーの進化で、支払いに関してはボーダーレス化が進んでいる。AppleWatchや、ウーバーなどのサービスを積極活用すれば、ストレスなく海外を歩けるのだ。
ケータイジャーナリスト石野純也さん
アップルやグーグルなどの発表会のほか、テクノロジー系の総合展示会へ赴くため、年に10回以上は海外へ。そうして通信業界を広く取材し、雑誌やWebなど幅広い媒体に寄稿。著書も多数
▼プラスα機能を備えたアイテムを発掘し仕事道具に取り入れるのが“モノ好きの矜持”
出張に必要なモノは出張先で買うことが多い
アパレル企業のクリエイティブディレクターを務める姉川さんは、その職業柄、国内・海外問わず出張が多い。また、ファッションアイテムはもちろん、カメラを始めデジタルギアに精通していることでも知られている。そんな彼のモノ選びの基準は?
「プラスαの機能を備えているか、でしょうか。モノ好きなので人と違うアイテムを持ちたいし、機能やデザインに驚きがあると使ってみたくなりますね」
例えば、今回紹介しているサンヨーエンジンのパーカは、サコッシュになる変わり種。こういったアイテムに惹かれるという。
「特に出張は初対面の方と会う場合が多いので、人に見られているという意識を持って選んでいます」
また、出張先がファッションビルやセレクトショップのため、訪問先で見つけたモノを仕事道具に取り入れることが多いそう。出張に必要なモノを現地調達。理に適った買い方だ。
三陽商会クリエイティブディレクター 姉川輝天さん
LA発のサステナブルファションブランド「APOLIS(アポリス)」事業を担当しており、LAには頻繁に赴くという。また、日本全国のデベロッパーやイベント、展示会にも足を運ぶ機会も多い
>> 働き方モノ改革
本記事の内容はGoodsPress11月号98-99ページに掲載されています
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(構成/津田昌宏 文/河原塚英信 写真/湯浅立志<Y2>)
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