1. ブロア機能も備えた乾湿両用クリーナー
ケルヒャー
「乾湿両用バキュームクリーナーWD1 バッテリーセット」(実勢価格:2万8000円前後)
コードレスクリーナーは数あるが、業務用機器も手がけるケルヒャーは乾燥したゴミやホコリはもちろん、濡れたゴミも吸い取れる “乾湿両用” がポイント。吸い取ったゴミを選り分ける筒型フィルターは乾湿両用で、乾いたゴミは紙パックに吸引、濡れたゴミを吸い取る場合は紙パックを取り外し、コンテナ内に直接汚水を貯める仕組みだ。
さらに、多量の液体を吸引する場合には別売りのスポンジフィルターと、中身の漏れを防ぐ専用キャップを取り付けて使用。 付属の「すきまノズル」を付けてシートまわりを清掃してみたが、強力な吸引力で隙間に入り込んだ小さなゴミや、洗車後に拭き残した水滴も吸い取れた。
また、吸引だけでなくブロア(送風)としても使える。駐車場の隅に溜まった落ち葉もベランダやレールサッシのゴミも吹き飛ばせるので掃除もはかどる。本体に取っ手が付いているので持ち運びも便利。持ったまま作業もOK。ノズルは背面のスタンドに収納できる。
2. ボディとガラス両方に使えて撥水力や耐久性も抜群!
ソフト99
「レインドロップ」(実勢価格:1600円前後)
ボディやガラスに付いた水滴が集まって “玉” のようになり、ツルツルのコーティング被膜の上を滑り落ちる。汚れの固着を防ぐのでメンテナンスが格段に楽になる…そんな仕上がりが期待できるのが、ソフトの「レインドロップ」だ。
洗車後、ボディやガラスが濡れたままの状態で一気にスプレー。“強力噴射” がウリだけに、トリ ガーを引くと液剤が勢いよく飛び出す。フロントガラスの端やルーフなど手が届きにくい場所にもしっかり届く。スプレー後は乾いたマイクロファイバークロスで全体に塗り拡げるようにしながら拭き上げていく。レインドロップは液剤の伸びがよく、ムラなく拭き取れるので、洗車に慣れていない人でもスムーズに作業できる。
さらに、ライトやグリル、未塗装樹脂、ホイールなどタイヤ以外のいろいろなパーツに使えるのもポイント。レインドロップなら、ガラス、ボディ…と部位に合わせて別々のアイテムを使用する、従来のカーケアの面倒な作業は不要。
複数のコート剤をそろえる必要もなく、経済的にもうれしい。コレ1本でクルマ全体をコーティングでき、雨粒をビンビン弾く強力な撥水力が約3カ月(ガラスは約2カ月)継続する。ブラシ洗車機を繰り返しても撥水力が落ちないのも◎。
▼タイヤ以外なら他にもいろいろな場所に使用できる
ノーコンパウンドタイプなのでプロコーティング施工車もOK。ガラスとボディだけでなく、ホイール、ライト、未塗装樹脂パーツ、グリルなど、タイヤを除くあらゆる外装パーツに使える。