<車内編>快晴時に風通しのいい場所で隙間までしっかり清掃【クルマの大掃除大作戦①】

ポイント:風通しをよくしてホコリを外に出す!

車内清掃の前には、ドアとウインドウを全開にして、車内にある物はすべて外に出しておく。もちろん洗車の前には、ドアやウインドウを閉めておくのを忘れないようにしよう。

▲ドアは全て開けておく車内のホコリを外に出し、清掃後の水分を蒸発させるために、ウインドウやドアは全開にしておく

▲車内の物は全て外に出す車内が空だと、作業を効率的に進めることができ、細かい場所まで掃除機をかけられる

【手順1】砂ぼこり、お菓子のカス、髪の毛などを掃除機で一掃!

マキタ
「充電式クリーナCL121DSH」(実勢価格:2万8000円前後)

まずは掃除機で、お菓子の食べかすや砂ぼこりなど大きなゴミを吸い取る。「CL121DSH」は、ショルダーベルトを肩にかければ車外からでもラクに掃除することができる。

▲肩にか除けでてきラクに掃る!

●ソフトブラシでエアコン吹出口を掃除

▲ソフトブラシで、エアコン吹き出し口などに溜まったホコリを除去。先端は90度曲げられるので、狙った場所に当てやすい

●マットノズルでゴミを掻き出す

▲マットノズルは先端に突起が何本も付いており、これでマット内に絡みついたゴミを掻き出せる

●ゴミ捨てが簡単なダストバッグ式

▲ゴミを吸い込んだ紙パックは、つまんでそのまま捨てられる。紙パックのコストは多少かかるが、手や周囲が汚れないのが◎

●強、パワフル、標準の3モード式

▲ボタンを押すたびにパワーを切り替えられる。吸込み仕事率は、パワフルが28W、強が19W、標準が5W

●ラバーノズルで狭い場所も吸い取る

▲細長いラバーノズルは、座面と背もたれのすき間などに差し込んで掃除するときに便利。ラバー製なので樹脂部品を傷つけにくい

●バッテリーと充電器も付属

▲リチウムイオンバッテリーと充電器も付属。約22分充電でパワフルなら約10分、強なら約12分、標準なら約25分使用できる

 

【手順2】シート上の見えないゴミもしっかり取り除く

SONAX
「SONAX エクストリームアフォウルスタリー&アルカンターラ クリーナー」(実勢価格:2000円前後)

布製のシート、装飾品、マット、天井、ドア内張りなどの繊維表面に付いたコーヒー、ケチャップなど頑固な汚れを落とす。スエード調人工皮革「アルカンターラ」にも使える。

●ガンコな汚れを洗浄

▲シート全体にスプレーしたら、硬く絞った濡れタオルやスポンジでこすり、3~5分放置。再度濡れタオルで拭き取り乾燥させればOK

●シートベルト表面の汚れを拭き取る

▲シートベルトにも汗や汚れが染み込んでいるので、クリーナーを含ませたタオルでシゴくように拭き取ろう

●粘着クリーナーでシートのゴミを取る

▲シートの上に溜まった小さなゴミやホコリ、髪の毛などは、粘着クリーナーで吸着しよう

 

【手順3】シートを使い分けてさまざまな場所を掃除

<車内全体>

プロスタッフ
「色鳥ドリクロスブルー/レッド」(実勢価格:430円前後)

縦21×横13cmの、手のひらサイズのマイクロファイバークロス。2枚のクロスを1枚にまとめているのが特徴。汚れたら本のようにページをめくれば、すぐにキレイな面で掃除を続けられる。カラーはレッドとブルーの2種類。

●8面を使い分けてさまざまな場所を掃除

▲ページをめくれば常にキレイな面!

▲全8面使えるので、使用場所に合わせて面を使い分けられる。超極細繊維により、ホコリ、手アカ、油汚れなどを掻き取る。瞬時に吸水するので、水滴や飲みこぼしの拭き上げもラク

 

<ダッシュボード>

カーメイト
「ダッシュボード黒復活剤プレミアムコート(C138)」(990円)

経年劣化で色あせたダッシュボードに使用すると、美しい黒色がよみがえる! ホコリを滑りやすくさせる成分も配合されている。耐久力は約3カ月。

▲クリーナーを付属のクロスにスプレーしたら、ダッシュボードに均一に塗りのばす。そのまま充分に乾燥させる

 

<液晶パネル>

アイオン
「プラスセーヌ液晶パネル用ハイテクミトンクロス」(実勢価格:830円前後)

導電性繊維を織り込んだマイクロファイバークロス。繊維の先端がエッジ状になっており、液晶パネルやミラーなどに付いたホコリや汚れをしっかり拭き取る。また静電気を除去してホコリの再付着を抑制してくれる。

●ホコリや手あかを拭き取る

▲手袋のように装着して使用するため、狭い場所でもクロスが下に落ちることがなく拭きやすい

 

<さまざまな隙間>

耳掃除に使う綿棒にアルコールを浸して、すき間や溝の汚れをピンポイントで掃除。掃除専用に、硬くて先がとんがり形状になったものもある。

●綿棒でゴミをほじくり出す

▲ボタンやダイヤルのすき間には、ホコリや小さなゴミが入りやすい

 

<ペダル>

アクセルペダル、ブレーキペダルの表面は、溝の間に泥汚れが溜まりやすい。湿らせたクロス、小型ブラシ、クリーナーなどを使って取り除こう。

●表面の汚れを拭き取る

▲アクセルペダルを掃除するときは、必ずエンジンをストップさせてから行おう

<DVDプレーヤー>

DVDプレーヤーのレンズが汚れると故障の原因になる。定期的なクリーニングなら乾式、読み込み不良なら湿式のレンズクリーナーでケアしておこう。

●レンズクリーナーで中を掃除

▲ホコリやタバコの煙の汚れが溜まりやすい車内では、定期的なクリーニングが必要

 

ポイント:最後に消臭スプレーを噴射しておく

閉め切った車内はタバコ、食べ物、ペット、泥などのニオイが溜まりやすいので、最後に家庭用の消臭スプレーを噴射。シートには布専用を使おう。

 

撮影協力:AA PPIITT オ-トバックス東雲

▲セルフ洗車場は計5台分、拭き上げスペースを計4台分用意している

住所:東京都江東区東雲2-7-20
営業時間:9:00~22:00
休日:不定休
電話番号:03-3528-0357

 

>> クルマの大掃除大作戦

本記事の内容はカーグッズプレス90号52-53ページに掲載されています。

 


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(取材・文/平岡祐輔 撮影/糠野伸)

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