1. 炎の美しさが際立つ焚き火台
スポルテスアウトドアツールズ
「FIRE WAALL + Wind Blades」(2万8000円/税別)
カナダ生まれのスポルテスアウトドアツールズが放つ焚き火台「FIRE WAALL + Wind Blades」は、軽くて組み立てやすくてカッコイイ!
この独創的なルックスは薪を並行に並べることで、空気を取り入れやすく必要以上に炎が上がらない理にかなったデザインとなっています。しかも、ゴトクも付属しているので、焚き火料理にも対応するオールインワン。組み立てサイズはW19×H33×D33.6cmで、40cm程度の薪までそのまま使えますね。
+Wind Bladesという名前の通り、取り外し可能な風防が付いています。取り外して炎を愛でてもよし、冬キャンプなど風防を装着することでストーブのように熱を無駄なく利用することもできるんです。
複雑そうな構造に見えますが、焚き火台そのものはスタンドを形成するプレートが2枚、火床1枚。組み立ては火床の両脇にプレートを差し込むだけというシンプルさ。
サイドのプレートに付属のペグを差し、そこにゴトクや手持ちの網を乗せればいいので、ゴトクの高さ調整も簡単です。風防も2分割できるのが、考えられています。
重量は2.32kg、風防もつければ3kg。
火床と地面の距離が近いので耐熱シートなど対策が必要ですが、軽量化を重視したペラペラ焚き火台やメッシュ火床とは違い、耐久性は期待大。しかも10年保証付き! 安心して長く使えますね。
>>スライブ
2. 炎で描くメッセージがステキ
ヒバナス
「HIBURN」(1万8000円/税別)
3.2mm厚の鉄板を組み合わせて作る「HIBURN」は、重量6.6kgとなかなかの重量がありますが、熱でゆがむことはなく、長く使える焚き火台です。あまり炎を上げなくても、本体側面の切り文字から炎がチロチロ見えるのがステキ。
最大の特徴は、本体に8文字までの好きな英数字を入れられるということ! 自分用はもちろんのこと、キャンプ好きの友だちへのギフトとして猛烈に食指が沸きます。
スタンドと炭床、両サイドのパネルで構成されています。穴と出っ張りを組み合わせることで形作るシンプルな構造。ネジを使うジョイントパーツがなく、紛失や忘れ物の不安がありません。
サイドのパネルは上部にスリットが入っていて、ここにオプションの五徳(2000円/税別)をセット。ゴトクは上に置くだけでもいいですが、スリットに通すことで、ズレにくくなるわけです。
手持ちの鉄板でもいいですが、専用のオプション鉄板、HIBARON(1万2600円/税別)ならがたつきがなく、効率よく料理できそう。
組み立てサイズはW36.8×H35×D35cm。1~3人での焚き火や焚き火料理にいい感じのサイズです。
ヒバナスでは、地面でアルファベットがアピールするスチールペグ「HIBASAS」(1本800円/税別)も販売中。ギフトとしてHIBURNを選ぶなら、HIBURN本体と同じアルファベットのペグを添えても喜ばれそう。
>>ヒバナス
3. 考え抜かれた焚き火に似合う風合い
ソマビト
「焚き火side stand 脚長バージョン」(1万7600円・ビンテージカラー2万350円/税別)
焚き火回りはできるだけシンプルにしたいもの。でも、ブラスターやトング、ナイフにカップ……いつの間にか小物が足下に散らばってしまいます。どうしたらいいかと思ったときに発見したのが、「焚き火side stand 脚長バージョン」です。スタンダードバージョンもあり、こちらは(1万5400円・ビンテージカラー1万8150円/税別)。
脚長バージョンは高さ50.3cm、幅35cm。スタンダードは高さ30.2cmで、幅は同じ。ちなみに、写真はビンテージカラー。こっくりとした色がステキです。
三脚チェアの座面を鉄にしたもので、鉄はメッシュ。メッシュだけだとエッジがあちこちに引っかかりますが、その心配がないようフチを鉄板でサンドイッチにしています。単純そうで実は凝った作り。
パーツはこれだけ。鉄の裏側には脚を固定する出っ張りが溶接されています。木製の脚は地面に着ける方を丸く整えられています。
4つのフックが装備されています。カップを置くならスタンダードタイプが使いやすそうですが、柄の長いトングや火かき棒なんかはせっかく吊しても地面に着いてしまいます。その点、脚長バージョンならこの通り、スッキリ真下に吊り下げられます。そう考えると、やはり長さ違いの2つを手に入れたくなる…なんとも罪作りな製品といえるでしょう。
>>ソマビト