独自の世界観を広げるニュースなG-SHOCK 5選【G-SHOCKの最新到達点】

1. FROGMANの真価を示す南極調査コラボモデル

カシオ
「G-SHOCK GWF-D1000ARR-1JR」(14万3000円)

第59次南極地域観測隊の共同利用研究で使用された、小型水中無人探査機(ROV)の航法用デバイスとして、東京海洋大学と共同開発。ISO規格200m潜水用防水、トリプルセンサーなど、「FROGMAN」ベースらしい潜水仕様の高度な機能を満載する。ケ ースサイズW53.3×H59.2mm。

▲ROVは南極湖沼に生息する生物の3次元マッピング調査に使われた小型水中無人探査機。このカラーリングをモチーフにしている

▲バックライトには南極大陸のシルエットをデザイン。裏蓋やバンドにも同様のシルエットと南極調査ROVを示す文字を記載している

FROGMANをベースしているだけに、防水性能などのスペックは格が違います。性能の高さだけでも惹かれるモデルです(時計ジャーナリスト・篠田さん)

 

2. スポーツシーンに映えるリフレクター搭載G-SQUAD

カシオ
(写真左)「G-SHOCK GBA-800LU-9JF」(1万9250円)
(写真右)「G-SHOCK GBD-800LU-1AJF」(1万5950円)

ワークアウトに役立つ機能を備えたスポーツライン「G-SQUAD」の新作モデル。夜間のランニングなどで目立つよう、バンド部分にリフレクターを配しているところが特徴。安全性とファッション性を巧みに融合している。いずれもW48.6×H54.1mm、20気圧防水。

▲歩数計やタイマー、ストップウォッチといったトレーニングに役立つ機能を内蔵。計測結果はスマホアプリに表示できる

最近のスポーツテイストのファッションの中にはリフレクターを配した服もあります。そうしたトレンドにも合っていますね(スタイリスト・小孫さん)

 

3. スペシャルカラーモデルは力強く鮮やかなレッドを採用

カシオ
(右上)「G-SHOCK AWG-M100SAR-1AJF」(2万6400円)
(左上)「G-SHOCK GA-700AR-1AJF」(1万8150円)
(右下)「G-SHOCK GAW-100AR-1AJF」(2万7500円)
(中下)「G-SHOCK GW-B5600AR-1JF」 (2万3100円)
(左下)「G-SHOCK GA-140AR-1AJF」 (1万5950円)

2019秋冬のテーマである「 Color(色)」「Material(素材)」「Finish(仕上げ)」から、Colorを象徴するスペシャルモデル。 G-SHOCKのイメージカラーともいうべき黒と鮮やかな赤のコンビネーションで、定番の5モデルに力強く新鮮なイメージを加えている。

▲明るすぎない深みのある色合いながら発色がよく、力強くタフなイメージ。大人のカジュアルファッションにもマッチする

ブラックと鮮やかなレッドは、秋冬のファッションによく似合うカラー。色使いのアクセントに使うのもアリです(スタイリスト・小孫さん)

 

4. 1990年代を思い出させる特別カラーが続々と登場

カシオ
(右)「G-SHOCK DW-5600THS-1JR」(1万7050円)
(中)「G-SHOCK GA-2100TH-1AJF」(1万5950円)
(左)「G-SHOCK DW-5700THB-7JF」 (1万3200円)

1990年代のG-SHOCKやファッションをイメージしたのが「Throwback 1990s」シリーズ。ベーシックモデルをベースに、当時を彷彿とさせるカラーリングで懐かしくも新鮮なイメージを打ち出している。「DW-5600THS」には付け替え用クロスバンドが付属。

まさにG-SHOCKに熱狂的なブームが訪れた1990年代を象徴するようなデザイン。このカラーリングを見るだけで当時の思い出が蘇ります(時計ジャーナリスト・篠田さん)

 

5. 懐かしさと新鮮さが同居した鮮やかなスケルトンカラー

カシオ
(上)「G-SHOCKDW-5600SB-2JF」(1万3200円)
(中)「G-SHOCKDW-5600SB-4JF」(1万3200円)
(下)「G-SHOCKDW-5600SB-3JF」(1万3200円)

「DW-5600」のスクエアフェイスをベースに、半透明の樹脂素材を鮮やかにカラーリング。中身が透けて見える仕様と、ソリッドなデザイン、ビビッドな色合いという組み合わせの妙で、新鮮なイメージを与える。ケ ースサイズW42.8×H48.9mm。20気圧防水。

▲液晶は反転表示タイプを採用。クールな印象の表示が、ポップなカラーリングの中でアクセントとなっている

こちらも懐かしさを覚えるモデル。2000年前後のプロダクトで多く見られたスケルトン仕様が、今また、新鮮に見えますね(時計ジャーナリスト・篠田さん)

 

>> 【特集】G-SHOCKの最新到達点

本記事の内容はGoodsPress12月号102-103ページに掲載されています

 


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(取材・文/高橋 智 写真/江藤義典 スタイリング/小孫一希)

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