マスコットになったデリバリーバン AMゼネラル「FJ-8C」【VANで遊ぼう!】

■広告塔としても活躍

見るからに “箱” な見た目は無骨だけれど、働くクルマ特有の愛らしさがある。これは代々木上原のインテリアショップ・ARKESTRAのデリバリーバン。アメリカの商用車だ。

「もとはアメリカの郵便配達などに使われるバンだったようです。縁あって譲ってもらって以来、毎日ショップと工場との行き来や現場への移動、商品配達など普通に稼働していますよ」

そう話すのは代表の牧野由仁さん。まさに働くクルマらしい使い方なのだが、それ以上の効果がこのバンにはあったという。

「このデザインなので目立つんです。見せてほしい、写真を撮らせてほしいと言われることも多くて、広告塔のようですね」

こうしてアメリカの郵便配達車は日本で看“バン”になった。

▲古い飛行機の操縦席用らしいシートは足元のレバーを引くと回転する。ボディのグラフィックはNUTS ART WORKSによるもの。燃料タンクが小さく、ガソリンはほぼ毎日給油している

▲インテリアを中心にオリジナルとヴィンテージの両方を扱う、代々木上原のショップ内部。インテリアのデザインと施工も行っている

▲お店のマスコット的存在になったデリバリーバン。そのイラストが描かれたショップオリジナルTシャツも発売されている(4000円)

●ARKESTRA
住所:東京都渋谷区上原1-7-20
営業時間:12:00〜20:00
定休日:水曜日

>> 【特集】VANで遊ぼう!

本記事の内容はGoodsPress1.2月合併号113ページに掲載されています

 


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(取材・文/有家伊佐也 写真/山岡和正)

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