<ランタン型>
従来のランタンみたいな円筒形で、テーブルに置くと周囲を照らしてくれます。
■1〜2泊のキャンプに必要十分な機能を搭載
コールマン
「バッテリーガードLEDランタン/1000」(5437円/税別)
使わないときに乾電池の過放電を防ぎ、バッテリー寿命を伸ばす(25%アップ!)バッテリーガード搭載。乾電池をいれたまま保管しても液漏れすることがないので、使いたいときにすぐに使えますね。
キャンパーに人気のあたたかみのある光で周囲を照らします。
<SPEC>
単一乾電池4本使用
明るさ:1000ルーメン
点灯時間:1000ルーメンで14時間
防水:IPX4(防沫)
>> コールマン
■ユニークなモードで雰囲気よし
ジェントス
「EX-000R」(実勢価格:7800円前後)
3色調色機能を搭載しており、白色(1000ルーメン)、昼白色(700ルーメン)、暖色(450ルーメン)を設定できます。光の強さは無段階!
光量がランダムに変化してろうそくの炎のようなゆらぎを再現する「キャンドルモード」、ゆっくり暗く(明るく)なって消灯(点灯)する「スローライティングスイッチ」などユニークな機能も搭載しています。
<SPEC>
USB充電・給電、単一乾電池3本
明るさ:1000ルーメン
点灯時間:1000ルーメンで3時間
防水:IP68(耐塵・2m防水)、10m落下耐久
>> ジェントス
<パネル型>
モバイルバッテリーのような見た目の発光パネル型。大容量バッテリーを搭載していてUSB充電・給電ができるので、長期のキャンプで安心
■ロングセラーが強力マグネット付きに
ロゴス
「パワーストックランタン2300・フルコンプリート」(2万5400円/税別)
キャンプ用超ハイパワーパネル型LEDをいち早く開発したのが、ロゴス。
初代「パワーストックランタン2000」は5段階に角度調整ができるハンドルと吊り下げ用フックのみでしたが、2020年登場のフルコンプリートはマグネット付き。明るさも1200ルーメンから1300ルーメンへとパワーアップしています。
フックの代わりにマグネットを装着すればこのとおり。高いところにフックで引っかけるのは結構大変なので、これは便利。
USBポートをふたつ備えていて、iPhoneとiPadの同時充電もできます。もちろんライト使用時の充電だっておまかせ!
<SPEC>
USB充電・給電、AC&DC電源
明るさ:1300ルーメン
点灯時間:1300ルーメンで9時間
防水:IP65(耐塵・防噴流)
>> ロゴス
■驚きの大光量で他を圧倒
クレイモア
「クレイモア ウルトラ プラス Lサイズ」(1万1980円/税別)
電球色と昼光色はともに1350ルーメン。これだけで十分明るいんですが、昼白色にすると2700ルーメン! 自宅リビングで言えば、6畳向けシーリングライト並みの明るさです。
発光パネルの裏にはメタルハンドルとS字フックがあり、置いても吊ってもよし。しかも、メタルハンドルは自在に角度調整できるので置き場所を選びません。
背面のメタルハンドルだけでなく、発光パネル側にもガードがあるので、立てても使えます。バッテリー容量は1万7400mAh。2700ルーメンだと明るすぎるので1000ルーメンあたりで使用するのが現実的です。そう考えれば、1〜2泊キャンプならランタン利用+スマホ充電にも十分対応できるでしょう。ただし、重量は545g。重量級ではあるので注意。
<SPEC>
USB充電・給電
明るさ:2700ルーメン
点灯時間:2700ルーメンで5.5時間
防水:IP44(耐塵・防沫)
>> クレイモア
■無駄を省いた今どきデザイン
ルーメナー
「ルーメナー プラス」(1万5455円/税別)
大光量・大容量なのに軽くてかっこいいと大ブームを巻き起こしたルーメナー。現在日本では、コンパクトな「ルーメナー」、防水・防塵・耐衝撃の「ルーメナー2」、そして内蔵バッテリーが2万mAhで1800ルーメンの「ルーメナー プラス」の3種類がラインアップされています。
明るさ的にはどれも1000ルーメン以上でメインとして十分機能しますが、「ルーメナー プラス」は内蔵バッテリーが倍で、モバイルバッテリーとしても使うならその余裕っぷりが違います。
充電の様子がわかるインジケーター付き。USBポートがむきだしですが、防滴キャップが付属しているのでご安心を。また、吊り下げに便利なカラビナも付いています。
重量は440gで、同程度の容量のモバイルバッテリーと同等。旅行や出張時のモバイルバッテリーとして十分活躍するでしょう。
<SPEC>
USB充電・給電
明るさ:1800ルーメン
点灯時間:1800ルーメンで12時間
■パネル型LEDの角度調整って?
ランタン型LEDは全方位に光を放ちますが、パネル型は一方向に光を放ちます。ランタンハンガーに吊して、ちゃんと目標方向を照らせるのか比べて見ました。
▼クレイモア ウルトラ プラス Lサイズ
吊すためというよりは、持つ・台に置くことを想定しているハンドルです。そのためハンドルに引っかけると方向を定めるのがちょっと難しいのも事実。けれど多少向きがずれても発光パネルが広いのでカバーできました。スペックに偽りなし!
▼パワーストックランタン 2300・フルコンプリート
吊り下げ状態でハンドルの角度を変えられるので、楽に方向を調整できます。これならタープポールに吊り下げるときに重宝しそう。日本のキャンプブランドだけあり、よく考えられています。
▼ルーメナー プラス
ハンドルにフックを取り付けられるので、光の向きを調整するのは比較的楽。均一な光が広範囲に広がっているのは感動です。
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取材・文/大森弘恵 写真/田口陽介
大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter
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