今こそ初挑戦「アクアリウム」の世界【趣味時間 最新モノ案内】

■難しく考えないで好きな魚を飼えばいい

アクアリウムを始めるうえで、まず決めるのが飼う魚。やはり水槽の主役は熱帯魚だ。そこで、どんな種類がおすすめなのか石井さんに伺うと、「最初は飼いやすい魚がいいと思いますが、気に入ったものでOKです」と、気持ちのよい回答が。飼育方法や適した器具、一緒に飼っていい種類などはショップスタッフさんが教えてくれるので、好きな魚を選べばいいのだ。まずはお店へ!

▼大人気&初心者に最適!

「カージナルテトラ」

▲熱帯魚で1番人気。光を反射して背中が青く輝き、赤と青のツートンカラーで映える。魚種を混ぜても飼いやすいため、熱帯魚の入り口とも言われている

「アフリカン ランプアイ」

▲光が当たると目がランプのように輝くのが特徴。メダカの仲間なので飼いやすい点も◎。繁殖力が高く、いつの間にか増えている、なんてこともあるらしい

「ラミーノーズ」

▲体は白色なのに頭部が赤く、そして尾が白×黒で美しい。とても丈夫で飼いやすい。群れを作って泳ぎ回るので、ある程度まとめて飼育するのがおすすめ。

 

▼熱帯魚といえば!

「グッピー(国産/外国産)」

▲(画像上:国産/画像下:外国産)熱帯魚の代表格。外国産は丸い尾、国産は三角の尾が特徴となる。色鮮やかな個体はすべてオスで、メスは色がついていない。

「ディスカス」

▲熱帯魚の王様とも言われ、今でも根強い人気を誇る。品種改良により色・模様も豊富に。また以前は飼育が難しかったが、器具などの進化で身近になった

「アロワナ」

▲一匹でサマになるアロワナは高価なうえ、大きな水槽が必要。しかし、それがステータスとして今なお人気が高い。優雅に泳ぐ姿は美しく、貫禄がある

 

▼金魚もおすすめ!

「ランチュウ」

▲金魚といえばランチュウ。ボリュームのあるシルエットが◎。金魚は種類が多いが、基本的には同じようなカタチをしていて、色が違うと名前が変わるという

「ピンポンパール」

▲ぷっくらとした可愛いらしい体型が特徴で、一時期さまざまなメディアにも取り上げられた。ランチュウなどと並んで人気がある。金魚だが飼育にはヒーターが必要

 

▼エビにも注目!

「スーパーレッドビーシュリンプ」

▲淡水のエビ。赤と白の縞模様が基本だが、個体によって模様の入り方が違うためコレクション性が高い。ビーシュリンプ種は色・柄が豊富で、高い繁殖力も魅力

 

■飼いやすさNo.1 「メダカ」がいま大人気

ここ最近、トレンドとなっているのがメダカだ。「日本の黒メダカ(日本メダカ)から改良されたメダカが200種くらいいて、この改良メダカがブームです」(石井さん)。メダカは手軽に飼えることが人気の理由。熱帯魚のようにヒーターが要らず、水を浄化するろ過装置がなくても飼える。寒さにも強く、日本で飼うのには最適なのだ。

▲メダカはヒーターやフィルターといった装置がなくても飼育できる。「要は水たまりがあればいいので、水槽がなくても飼えるんです。この手軽さがウケています」(石井さん)

▲メダカなど小さい魚は、身を隠せる場所があると安心するのだとか。メダカのためにも見映え的にも水草は必要。マツモやホテイ草など、浮き草でOKなので手間なく飼える

「白メダカ」

▲メダカブームの立役者。黒メダカの突然変異で、体が白色になった種類。美しく、また安価であるため人気

「スーパーミユキ」

▲メダカの中でも1番人気がある。青系メダカで、頭から背びれにかけてメタリックに光るところが人気の理由

「楊貴妃」

▲最もポピュラーな「ヒメダカ」をもとに、オレンジ色を強くしたもの。上品で美しい色合いでブームを牽引

「ラメめだか」

▲最近注目を集めているメダカ。全身がラメのように輝くところが魅力。上から見られる睡蓮鉢などで飼育したい

 

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