今こそ初挑戦「アクアリウム」の世界【趣味時間 最新モノ案内】

■これさえあれば始められる!アクアリウムの必須8アイテム

アクアリウムを始めるにあたり、必要なアイテムを石井さんに教えてもらった。ここで紹介する8アイテムを揃えれば、今すぐアクアリウムの世界へと足を踏み入れられる!

1. 水槽

水槽のサイズは設置可能な範囲で、できるだけ大きいものが望ましい。さまざまな形状の水槽があるが、まずは適合する器具の多い規格サイズを選んでおくと、今後何かと都合がいい。

2. フィルター

水を浄化するためのフィルター(ろ過装置)。水質を安定させるとともに、熱帯魚に必要な酸素を水槽内に送り込む役割も果たす。最初は扱いやすい上部フィルターがおすすめ。

3. ヒーター

▲(左)サーモスタット(右)ヒーター

熱帯魚を飼う場合、水温を25℃前後にキープしなくてはならないため、ヒーターは必須となる。ヒーターは水槽に入れ、サーモスタットで温度調整できるものが便利。

4. ライト

ライトは魚や水槽内のレイアウトを美しく見せると同時に、水草のためにも必要。植物育成に適した波長の光を放つライトを選びたい。

5. 中和剤

いわゆる「カルキ抜き」。水道水に含まれる雑菌を分解する中和剤は、魚を飼うために欠かせないアイテム。水の中に入れてかき混ぜればOK。液体と固形タイプがある。

6. 底砂

▲ソイル 3L(茶、黒)大磯砂1分5kg 各1400円

水槽の底に入れる床材。バクテリアや水草を育てるためには必須で、砂利と成型された土(ソイル)がある。ソイルのほうが水草はよく育つが、水が濁りやすいなど一長一短。

7. バクテリア剤

▲SUPER BICOM「スターターキット 淡水専用」(2180円)

バクテリアは魚のフンや餌の食べ残しによる水の汚れを分解し、水をキレイに保ってくれる大事な存在。バクテリアが豊富であれば、不快なニオイも発生しにくく、何より魚が元気。初心者はマスト!

8. 水草

水槽を美しく見せるためにも、魚の隠れ家としても水草は重要アイテム。そして自分好みのレイアウトを楽しむアクアリウムの醍醐味でもある。ただし立派に育てるには、土に1本1本植えて、二酸化炭素を発生させる装置などが必要。

▲水草を植えるのが手間と感じる人には、苔玉や木、タイルなどに定着させた水草がおすすめ。水槽の中に置くだけで、すぐにレイアウトが完成。いまやアクアリウムは手間要らず!

 

▼初心者はスターターセットがおすすめ!

▲GEX「熱帯魚飼育基本セット」(1万6000円)

上記の1~5までのアイテムに加え、ろ過材や水温計などがセットに。ほぼ一式揃っているので、初めてアクアリウムに挑戦する人に最適。水槽は60cmサイズで、曲面ガラスを採用しているため視認性が高く、レイアウトも映える!

 

>> 【特集】趣味時間 最新モノ案内

※2020年5月6日発売「GoodsPress」6.7月合併号掲載記事をもとに構成しています 

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取材・文/津田昌宏 写真/宮前一喜

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