【特集】夏の最新ヒット傑作モノ
自宅で過ごす時間が増え、自宅でどれだけ有意義に過ごすか、が課題となっている。そんな中であえて、無駄に高まった意識をあえて低めにコントロールすることで、最大限の結果を生み出そうという「意識低い系」コンサルタントの小口覺さんに、自宅でゆる〜く楽しく過ごすためのアイテムをセレクトしてもらった。
「仕事での移動などに費やす時間が減り、自宅での余暇が増えました。そこで料理をする機会が増えました。仕事後にキッチンに立つと、仕事のことが頭から消え去り、一気に料理に無心になれます」
そんな気持ちの切り換えにより、仕事のストレスから解放される。だがそこにも落とし穴があるという。
「料理にこだわり過ぎると、今度は料理が仕事っぽくなります。想像していた味が再現できないなど、料理では当たり前ですが、そうしたことがストレスに繋がります。なんでもほどほどが良く、そのほどほどを実現できるのが調理家電で言えば、ほったらかし家電などです」
過度に意識を高めず手間もかけない。限られた空間、自宅にこもる時間が長いからこそ、調理家電に限らず、ドヤれつつも程よく力を抜ける家電や雑貨が求められるのだろう。
IT家電ライター 小口覺さん
特に隙間産業的なガジェットの評価やレビューを得意とする。近著に『ちょいバカ戦力-意識低い系マーケティングのおすすめ-』。サイト「IHC意識低い系コンサルティング」を開設。
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