【特集】自宅快適BESTガジェット
チューナーや細かい機能が付いていないことから、テレビと比べて格段にコスパが高い外付けモニター。最近は4K解像度のモデルも多く、自分専用でいいのであれば、あらゆる映像系エンタメのベースとして使える機器と言える。
■ゲーム、動画鑑賞、PCの拡張までこなす
テレワークで一躍注目を集める存在となったPC用の外付けモニター。近年はeスポーツのプレイヤーがメインユーザーだったこともあり“ゲーミング”を謳った製品が多く、大画面から曲面タイプ、ポータブルなど選択の幅は広い。
そんな外付けモニター、最近はHDMI端子付きが基本になっている。ということは、PCだけでなくさまざまな機器との接続も可能だ。例えば、ブルーレイレコーダーと接続すれば、ブルーレイや録画番組を映し出せて、地デジだって観られる。もちろんPS4といったゲーム専用機もつなげられる。また接続したPC経由で動画サブスクも楽しめる。
そこで注目したいのが4K対応モニターだ。安いモノだと28インチで3万円前後といったモデルも存在するなど、チューナーなしにはなるが、かなりの高コスパだといえる。もちろんゲームもしたいとなるとある程度のスペックは必要となるが、ゲームから動画鑑賞、PCの拡張までこなせると考えると、4Kモニターはイエナカエンタメのベースとなることは間違いない。
ただし、映像コンテンツを表示させたいならスピーカーが付いているか、4Kコンテンツを表示できるHDCP2.2対応か、HDRに対応しているかなどは事前に要確認だ。
■選ぶ前に知っておきたいモニターの基礎知識
【表面処理】
光沢があり映像は美しく見えるが照明が映り込むグレア、照明の映り込みを防ぐノングレア、その中間のハーフグレアがある。
【パネル】
現在、主に3種類あり、TNは応答速度は高いが色再現性に劣り視野角が狭い。IPSは美しい色彩で視野角も広いが応答速度がやや遅い。VAは黒の表現を得意とする。
【応答速度】
速いほどスピードのある映像で残像を少なく表示できる。数字は黒→白→黒と変化する時の所要時間を表す。最近は中間階調(グレー)の速度を表す場合もある。
【リフレッシュレート】
1秒間に画面が何回書き換えられるかを示す値。100Hzの場合は100回になる。数字が大きいほど画面のチラツキを抑えられる。