【特集】ステイホーム時代の新必需品
高性能化が著しいスマートフォンは、今や映像コンテンツを鑑賞するための主要手段のひとつ。特に最新モデルは高精細ディスプレイや高速駆動技術、立体音響規格などの採用により、本格的な映像体験を楽しめるようになっている。
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■圧倒的な映像美で、ながら鑑賞も大満足
スマートフォンの性能といえば、今はカメラに注目が集まりがちだが、映像を楽しむための技術も着実に進化している。テレビと同様に、発色やコントラストに優位性がある有機ELディスプレイの採用が増える一方で、液晶タイプでも独自技術で高画質を追求するモデルが登場。10億色の表示が可能なシャープの“Pro IGZO ディスプレイ”のような、ハイスペックなディスプレイもお目見えしている。
また、動画を視聴する上で注目したいのが、フレームレートだ。1秒間に何コマ表示できるかHzで示したもので、ケータイジャーナリストの石野純也さんはこの数値も重視している。
「高精細なコンテンツが増えてきた今、映像をスムーズに動かす技術も欠かせなくなっています。フレームレートが120Hzや擬似的に90Hzで駆動する機種は、映像の動きが非常に滑らかですね」
さらにHDRやDolby Atmosなど、映像作品の魅力をより引き出す規格に対応した機種も現れ、さながらテレビのような表現力が備わってきた。細かな部分では「ノッチの面積が小さいことも大事」(石野さん)であり、実際に動画を視聴するのに適したデザインのモデルが増えている。
パーソナルな環境で動画を見る時も、納得の画質と音質で楽しみたい。そう考える人は、優れた映像技術を備える最新スマホに注目だ。
ケータイジャーナリスト 石野純也さん
大学卒業後、携帯電話関連誌の立ち上げに携わる。独立後はケータイジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ネットワークから端末、コンテンツまで多彩な分野を対象に、幅広い媒体で執筆やコメントなどを行う
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