例えば、運転席に座るとまず目に飛び込んでくる「ワイドビジョンインストルメントパネル」。運転席でナビを操作しつつ、助手席ではオーディオでお気に入りを選曲するといった2人同時操作が可能だ。また、「OK、Honda」と話しかければ、AI搭載の「Hondaパーソナルアシスタント」が声だけで目的地の設定や駐車場を探してくれる。まるでクルマと会話しているような距離感が親しみやすい。
ほかにも、自動でハンドルを操作し並列/縦列駐車してくれたり、スマホひとつでエアコン操作はもちろん、ドアのロックやエンジン始動もコントロールできたりと、素直に面白いと感じられる目新しい機能が充実。その使い心地は従来のクルマよりも、スマホやガジェットに近いのかもしれない。
一充電の最大走行距離はカタログ表記で308kmと、街乗りには十分。この暮らしに溶け込む使いやすさは、先進技術と相まってクルマとの付き合い方もアップデートしてくれそうだ。自動車の新しいスタイルとして、どんな走りをみせてくれるのか期待したい。
■「未来」のクルマ体験を実現する最新装備
※2020年10月6日発売「GoodsPress」11月号掲載記事をもとに構成しています
<文/古澤 健太郎(GoodsPress)>
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