さまざまな戦況や作戦を想定していることから、個々のミッションパックは実に個性的。例えば、重爆撃仕様のBタイプは2門のキャノン砲などを備える設定で、それらの武器パーツや造形が商品でも見て取れる。
それぞれのミッションパックは、ベースとなる「MG 1/100 ガンダム F90」の“ハードポイント”（接合部）にセットできて、取り外すのも簡単だ。
「今まで名前しかなかった装備の商品化を決めた、BANDAI SPIRITSさんの心意気はすごいと思います。現在は10種類が商品化されていますが、すべてのミッションパックを並べたら壮観でしょうね。全部出そろった際に“セット売り”されたら、どんなに高額でも購入してしまうかも（笑）」（パンクブーブー・佐藤哲夫さん）
■パーツを組み替えてさまざまな形態変化を満喫するならコレ！
BANDAI SPIRITS
「MG 1/100 ガンダムF90」（4400円／プレミアムバンダイ限定アイテム）
コクピットハッチの開閉機構などを含めて、各部に備わっているギミックも満載。なお、フォーミュラー計画で開発されたという設定に基づき、ガンプラの1/100スケールの中では比較的コンパクトなサイズなのも特徴だ。
■F90の多彩なオプションが続々登場！
▼接近・制圧戦＆警備・護衛仕様タイプ
BANDAI SPIRITS
「MG 1/100 ガンダムF90用ミッションパック Dタイプ＆Gタイプ」（2200円／プレミアムバンダイ限定アイテム）
Dタイプには5連ロケット弾パックをはじめとする砲撃用パーツが充実。Gタイプは大型シールドや、ソード兼ライフルとして使える武器パーツが付く。
▲接近・制圧戦仕様Dタイプ
▲警備・護衛仕様Gタイプ
▼電子戦＆長距離支援タイプ
BANDAI SPIRITS
「MG 1/100 ガンダムF90用ミッションパック Eタイプ＆Sタイプ」（2200円／プレミアムバンダイ限定アイテム）
Eタイプは索敵装置のレドームを備え、専用アームで展開可能。Sタイプは “メガ・ビーム・キャノン”や、砲撃姿勢を安定させる支持ジャッキが備わる。
▲電子戦仕様Eタイプ
▲長距離支援仕様Sタイプ
▼格闘戦＆水中戦タイプ
BANDAI SPIRITS
「MG 1/100 ガンダムF90用ミッションパック Fタイプ&Mタイプ」（2200円／プレミアムバンダイ限定アイテム）
Fタイプは近接戦闘を想定し、サブアームにビーム・サーベルを保持できる。Mタイプは大型ハイドロ・ジェットが水中での推進をサポートするという設定だ。
▲格闘戦仕様Fタイプ
▲水中戦仕様Mタイプ
▼重爆撃＆持久戦タイプ
BANDAI SPIRITS
「MG 1/100 ガンダムF90用ミッションパック Bタイプ＆Kタイプ」（2200円／プレミアムバンダイ限定アイテム）
Bタイプは4基のミサイル・コンテナをはじめ、火力重視の装備だ。Kタイプは試作型メガ・ビーム・シールドや両肩のIフィールド・ジェネレーターを備え、防御力が高いという設定。
▲重爆撃仕様Bタイプ
▲持久戦仕様Kタイプ
▼指揮官＆大気圏離脱仕様タイプ
BANDAI SPIRITS
「MG 1/100 ガンダムF90用ミッションパック Oタイプ＆Uタイプ」（2200円／プレミアムバンダイ限定アイテム）
Oタイプは指揮をサポートする大型ブレードアンテナとともに、強化ライフルが勇ましい。Uタイプは専用ディスプレイが付属し、プロペラントタンクを装備した状態で飾れる。
▲指揮官仕様Ｏタイプ
▲大気圏離脱仕様Ｕタイプ
■S.N.R.I.（サナリィ）の機体を再現したガンプラはコレクションにピッタリ
F90を開発したのはS.N.R.I.（サナリィ）という架空の海軍戦略研究所で、ガンダム作品に登場する同所発の機体の一部が、すでにガンプラ化されている。F90と同様にコンパクトな設計なので、コレクションするのにはうってつけ！
▼タンク形態へ変形可能！
BANDAI SPIRITS
「HGUC 1/144 ロト ツインセット」（1760円）
OVA『機動戦士ガンダムUC』では、特殊部隊エコーズが運用。ガンプラでは機体の特徴であるMS（モビルスーツ）からタンク形態への移行が可能だ。
▼各部の質感が本格的！
BANDAI SPIRITS
「MG 1/100 ガンダムF91 Ver.2.0」（4400円）
映画『機動戦士ガンダムF91』の主役機キット。腹部にはエクストラフィニッシュ加工を施すパーツを使用。可変速ビームライフル（V.S.B.R.）の展開も可能だ。
▼付属パーツが超豪華！
BANDAI SPIRITS
「RG 1/144 クロスボーン・ガンダムX1」（2750円）
漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の登場機を精密なRGシリーズでキット化。特徴的なマントやコア・ファイターなどが付属し、さまざまな形態で飾れる。
©創通・サンライズ
※2020年10月6日発売「GoodsPress」11月号掲載記事をもとに構成しています
＜取材・文／ナゴヤリュータ 写真／園田昭彦＞
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