【特集】コロナ時代の新潮流
もはや仕事カバンの主流となったビジネスリュック。中でも最近は薄マチのコンパクトモデルが人気だったが、夏以降はリモートワーカー急増を背景に大型モデルが売れているという。そこで、再び注目を集める大容量ビジネスバッグの新作をチェック!
■高まる大容量ビジネスリュックの需要
ビジネスコーデのカジュアル化が進んだことで、リュックや3WAYなど背負える仕事カバンの利用者が増加。特にビジネスリュックに関しては、もはや主流と言えるまでに普及した。さらに近年は“電車マナー” に配慮した薄マチのスリムなリュックが人気だったが、夏以降そのトレンドに変化が見られると、バッグ事情に詳しいスタイリスト宇田川さんは話す。
「リモートワークの拡大に伴い、パソコンを持ち運ぶ人が増えたことから、大容量タイプが売れているようです」
これまで会社で行っていた仕事を自宅でするため、パソコンや書類などを持ち帰る人が急増。会社〜自宅間の荷物が増えたため、大容量ビジネスリュックの需要が高まったという。
「また、自宅ではなかなか仕事が進まず、近所のカフェで作業をする人も多いはず。その場合も、大容量タイプなら仕事道具をまとめて収納できます」
リモートワークが働き方の一つとして広がった現在、大容量ビジネスリュックの注目度が高まることは間違いない。
スタイリスト・宇田川 雄一さん
モノ情報誌やファッション雑誌から、Webや広告、ショートフィルムまで、数多くの媒体で活躍するスタイリスト。特にスーツや革靴、バッグなどビジネスアイテム全般に造詣が深い
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