4K有機ELテレビで狙い目の48型&55型モデル6選【冬こそ安くて良いモノ】

【特集】冬こそ安くて良いモノ

いまや店頭に並ぶテレビのほとんどが4K仕様。各社とも4Kモデルのラインナップが豊富で、自分のニーズに最もマッチした1台を絞り込むのは至難の業だ。そこで、オーディオ&ビジュアルライターの折原一也さんにお買い得なテレビ選びの指針について聞いた。

 

■音と映像にこだわる人の狙い目は「48型」と「55型」

高画質テレビ=有機ELテレビというのが、ここ数年のトレンドだ。最近では値下がりが進み、4K液晶テレビなら10万円以下で購入できる時代に。有機ELも例外ではなく、30万円割れの価格も珍しくない。有機ELモデルの値下がりの要因は、パネル製造元のLGディスプレイ社が、新たに48型パネルの供給を始めたことが挙げられる。

ソニー「ブラビア KJ-48A9S」、東芝映像ソリューションの「レグザ 48X8400」、LGエレクトロニクスの「OLED48CXPJA」という48型の有機ELテレビが、今夏以降に出荷を開始した。65/55型モデルと同様の高画質エンジンを備え、ネット動画機能も搭載したまま小型化を果たしており、コスパは最強クラスと言えるだろう。

従来の有機ELは、日本の家庭やひとり暮らしの部屋には大き過ぎるという声があったのも事実。48型の有機ELモデルは、そんな家庭事情にもピッタリとマッチしているというわけだ。

なお、より大画面を求める人には55型の選択肢がある。今回紹介する3台は特にコスパ優秀で、いずれも30万円以下。手の届かない“高嶺の花”ではない。設置性重視なら48型、より大画面の迫力を求めるなら55型…といった視点で、有機ELモデルを選べば、間違いないはずだ。

 

オーディオ&ビジュアルライター・折原一也さん
テレビやスピーカーをはじめとする、さまざまなAV機器を取材。Webサイトや雑誌などの幅広いメディアで活躍中。オーデ ィオビジュアルアワードの審査員などを務める。

【次ページ】アンダー30万円の「48型」と「55型」

この記事のタイトルとURLをコピーする