4K液晶テレビの大本命&2大対抗馬【冬こそ安くて良いモノ】

ハイセンスがラインナップしている4Kテレビの特徴は、格安とは思えない高画質と高機能だ。2018年3月に東芝のテレビ事業を買収して以降、日本市場向けのモデルは東芝と共同開発した高画質エンジンを採用している。

そんな“日本専用モデル”の中身は、UIのデザインや操作性まで、ほぼ “レグザ” そのもの。画面に表示される地上波の映像は、実に高精細でノイズもしっかりと抑えられている。国内大手メーカー級の完成度だ。ネットサービスへの対応も万全。YouTubeを起動して動画を鑑賞できるのはもちろん、NetflixやAmazon Prime Videoのコンテンツも楽しめる。まさにハイセンスは、間違いのない選択肢と言えるだろう。

▼高度な超解像処理によって “ローレゾ” なネット動画を高画質化

ハイセンス
「U8Fシリーズ」(50型/11月末発売予定、55型/実勢価格:9万8800円前後、 65型/実勢価格:14万円前後、75型/実勢価格:21万7800円前後)

“4K ULED TV”として展開するハイエンド4K液晶シリーズ。東芝と共同開発した “NEOエンジンplus 2020” が高画質映像の生成を司る。液晶は高輝度仕様で “ローカルディミングplus” を採用。暗部と明部の違いをキッチリと描き分ける映像は国内メーカートップレベルだ。

▲U8Fシリーズは、独自の “3段階超解像処理” がウリ。まずは水平方向に関して解像度が4/3倍、そして2倍にする2段階の映像処理をし、最後に垂直方向の解像度が2倍になる映像処理を実行。これによって、例えば2Kの地デジ放送を4Kクオリティの高精細な映像で楽しめる

 

▼シャープネスとノイズ処理を巧みに行うクレバーなエントリーモデル

ハイセンス
「U7Fシリーズ」(43型/実勢価格:7万6800円前後、 50型/実勢価格:8万7700円前後、55型/実勢価格:9万8800円前後、65型/実勢価格:11万8800円前後)

ハイセンスの中でも、特にコストパフォーマンスが高い入門シリーズ。高画質回路として、東芝と共同開発した“NEOエンジン2020” を採用。自社のTVプラットフォーム「VIDAA」を利用することで、Amazon Prime Videoなどを鑑賞できる。広視野角で見やすいディスプレイも◎

▲映像を美しく見せる独自技術として “エリア別高精細復元” を搭載。映像を複数のエリアに分けて解析し、建物の壁面のようなディテールの細かい部分にはシャープネス処理を、空や海のような平坦部にはノイズ処理をそれぞれ実行。表示される映像は輪郭がクッキリしていて実に見やすい

 

【次ページ】ハイセンスの対抗馬となる国内メーカー

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