【特集】冬こそ安くて良いモノ
スマートフォンの主戦場は、いよいよ5Gへ。今秋登場の新モデルはそう実感させるラインナップが揃った。中でも注目なのがiPhoneシリーズで、多彩なサイズ展開で5Gスマホの牽引役となりそうな勢いがある。
もちろん他にも注目モデルが目白押しだ。特にハイエンドモデルは性能や個性が光る機種が多い。全体の傾向をケータイジャーナリストの石野純也さんは次のように語る。
「まずカメラ機能は高級コンデジに迫るレベルになっています。AIの活用などで暗所や逆光などにも強くなり、シーンを問わず高画質で撮れるモデルが多いですね。ディスプレイも進化していて、リフレッシュレートが90Hzや120Hzなどの端末が増えています」
リフレッシュレートに注力したモデルは、画面書き換え速度が高速になり、動画視聴だけでなく、ブラウジングやアプリ使用時にも快適さが増す。5G対応の大容量コンテンツが増えてくると、その快適さをより実感できるようになるだろう。
また、新たな使い方を楽しめるのも、最新の5Gモデルならでは。
「ペン入力や折り畳みなど、従来のスマホにはない特徴を持った端末も選択できる」(石野さん)ので、5Gのスピードとともに、次世代の使いやすさも実感できる。
SIMフリーモデルも増えていて「デュアルSIMやeSIMに対応した機種も選択可能」(石野さん)な状況。5Gスマホによる新しい体験を、より自由に選べる環境が整ってきたのだ。
ケータイジャーナリスト・石野純也さん
大学卒業後、携帯電話関連誌の立ち上げに携わる。独立後はケータイジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ネットワークから端末、コンテンツまで多彩な分野を対象に、幅広い媒体で執筆やコメントなどを行う
- 1
- 2