■ネジ締め・ドリル系
使用頻度No.1絶対必携の電動工具
DIYにおいて必携の基本工具が電動ドライバ。日常生活でも出番の多い工具で、穴あけやネジ締めに大活躍する。この電動ドライバは、ドリルドライバとインパクトドライバに分けられ、ドリルドライバにはトルク調整機能がありマイルドな使い心地で、インパクトは強い打撃力が自慢。
【ドライバドリル】トルク調整機能と超小型ボディで初心者にも使いやすい
ハイコーキ
「ドライバドリル DB12DD」(4万1030円 バッテリー2個・急速充電器・ケース付属)
20段階の細かいトルク調整機能を備え、組み立て家具などの小さなネジも繊細に締付けできる。手に馴染むコンパクトボディながら、最大トルクは驚異の38N・m。 鉄鋼ドリルを装着すれば、鉄板に直径 1cmの穴を開けることも可能だ。
【インパクトドライバ】打撃力はそのままに衝撃と音を大幅低減
ハイコーキ
「静音インパクト WHP18DBL」(9万5370円 バッテリー2個・急速充電器・ケース付属)
先端ビットの回転に打撃が加わり、長いビスも素早く確実に打ち込むインパクト。しかし衝撃と音の大きさから初心者には敬遠されることも。そこでこの静音インパクトをオススメ。手に感じる反動が驚くほど小さく、スムーズにビス打ちできる。
■切断系
DIY工具の代表格!用途に応じて使い分けを
DIYと聞いて多くの人が思い浮かべる工具の代表。主に丸ノコとジグソーの2種類あり、使用目的が異なる。丸ノコはその名の通り円形のノコ刃を回転させ材木を真っ直ぐに切断する工具。対してジグソーは上下運動するブレードで板材を切断するタイプで、こちらは曲線が得意。
【丸ノコ】充電式で圧倒的な作業量を誇る
マキタ
「165充電式マルノコ HS631DGXS」(9万1520円 バッテリー2個・充電器付属)
コードの呪縛から逃れ、自由に取り回しできる充電式丸ノコ。難点はバッテリーの容量不足にあったが、6.0Ah高容量バッテリを搭載したこのモデルは、厚さ5cm、幅30cmの板を200枚以上切断してもまだ使える驚嘆のスタミナを持っている。
【ジグソー】取り回しが良く曲線もスイスイ切れる
ボッシュ
「コードレスジグソー GST10.8V-LIH」(2万680円 バッテリー別売)
丸ノコでは不可能な板材の切り抜きや曲線切りに活躍する。バレルタイプのグリップデザインは掴みやすく、自由自在に動かすことができ、思い通りのラインで切断できる。小型で軽量ながら厚さ7cmの木の板も切断可能。
■研磨系
作品を美しく磨き上げるパワフル工具
研磨系工具もサンダーとディスクグラインダの2種類あり、サンダーはいわゆる電動紙ヤスリ機みたいなもの。手作業では時間のかかる研磨をあっという間に美しく仕上げてくれる。グラインダはよりパワフル。円盤状の砥石が高速回転し、磨くだけでなく金属の切断なども可能。
【サンダー】毎分12000回転の高振動でキレイに磨き上げる
ブラック・アンド・デッカー
「18Vコードレスマウスサンダー BDCDS18」(実勢価格:1万4000円前後)
軽量で握りやすい2ポジションのグリップ設計で、どんな角度でも研磨できる。バッテリー式でトリガーを握ればすぐに始動でき、木材のささくれや傷など、気付いたらすぐ使えるのが嬉しい。木屑の飛散を抑える集塵機能も付いている。
【グラインダー】研磨以外にも使える超高速回転工具
マキタ
「100mm充電式 ディスクグラインダ GA408DRGX」(7万9420円 バッテリー2個・充電器付属)
高速回転するディスクで研磨だけでなく切削もでき、汎用性が高い。ディスクを交換することで、鉄パイプやコンクリの切断も行える。便利だが危険な工具ゆえ、握った時だけ作動するパドルスイッチやキックバック低減機能など安全装備が充実している点が嬉しい。
※2020年11月6日発売「GoodsPress」12月号掲載記事をもとに構成しています
(文/和田義弥、阪口克 写真/江藤義典)
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