一気に飛躍した「レヴォーグ」こそ今年の1台にふさわしい【GP AWARD 2020】

■進化した「アイサイト」で安全性が飛躍的に向上

SUBARU
「LEVORG」(310万2000円〜)

「先進安全」「ワゴンの価値」「スポーティ」の3つの価値を革新的に進化させたステーションワゴン。新世代アイサイトを始め多くのパーツを新設計し、フラッグシップの名に恥じない仕上がりとなっている。

▼前方だけでなく360度センシング

安全性を飛躍的に高めたスバルの運転支援システム「アイサイト」。このレヴォーグには新世代のアイサイトが全車標準装備される。広角化した新開発のステレオカメラに加え、前後4つのレーダーを組み合わせ、360度センシングを実現。また高精度マップなどを活用した「アイサイト X」は、運転支援機能を大幅に拡張している。

▲渋滞時発進アシストは先行車を追従して停止・発進を繰り返す。これにより渋滞の疲れやストレスを軽減

▲アイサイトXは、自動車専用道路上など一定の条件を満たすとステアリングから手を離すことが可能に

▲居眠りなどドライバーの異常を検出 した際に警告を発し、それでも継続した場合徐々に減速・停止する

▲高速道路などで方向指示器を操作し、システムが作動可能と判断した場合、車線変更をアシストする

 

▼優れたパッケージングで使いやすい

ステーションワゴンだけにラゲージや使い勝手にもこだわりがつまっている。ラゲージの容量は561Lもの大容量を確保し、開口部が広く荷物を出し入れしやすいのが特徴。リアシートは4:2:4の分割可倒式を採用しているため、後席に2名乗車していても中央に長尺物を積載できる。

▲フロアボードの下にはサブトランクが用意され、最大高が1105mmあるため、背の高い荷物も載せられる

▲アクセスキーを携帯しリアのエンブレム(六連星)に体の一部を近付けると、リアゲートが自動で開く

▲視認性と使い勝手に優れる11.6インチの縦型センターインフォメーションディスプレイを採用

 

▼走りを担うほとんどのパーツが新設計

誰もが快適に楽しくドライブできることを意識し、高剛性化と軽量化を実現する「フルインナーフレーム構造」に加え、新設計のサスペンションや滑らかなステアリングフィールを実現する2ピニオン電動パワーステアリングなどを採用。エンジンはこちらも新開発の1.8L直噴+ターボを搭載している。

▲スバル伝統の水平対向エンジンは、低回転から300Nmの大トルクを発生する1.8L直噴+ターボを搭載

▲総合安全性やハンドリングを向上させ、振動や騒音を低減するスバルグローバルプラットフォームを採用

▲新設計のサスペンションはロングストローク化や剛性の向上で、よりスムーズに動く足回りに進化

>> 【特集】GP AWARD 2020

※2020年12月6日発売「GoodsPress」1.2月合併号掲載記事をもとに構成しています

<文/島下泰久>

 

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