パイロットウォッチの代名詞「IWC パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン“SFTI”」

■航空ファンなら見逃せないトップガン御用達モデル

IWC
「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “SFTI”」(118万8000円 世界1500本限定)

ケースに酸化ジルコニウムセラミック、ケースバックとプッシュボタンにIWC独自の「セラタニウム」素材を採用して軽量さを追求。ジェット戦闘機の訓練中にかかる強烈なGの影響を軽減した。完全自社製クロノグラフムーブメント、カーキグリーンのNATOストラップも大きな魅力。ケース径44.5mm、自動巻き、6気圧防水。

▲“SFTI”とはアメリカ海軍の「戦闘機戦術教育特別コース」のこと。IWCは2018年にこの卒業生のためにモデルを製作。そのフィードバックがこの時計には活かされている

▲このモデルの製造は2018年に完成したシャフハウゼンの新ファクトリー「マヌファクトゥール・ツェントルム」で行われている

 

■航空黎明期から世界の空で活躍

航空機による飛行には、正確な腕時計が欠かせない。燃料がゼロになれば、どんなに優れた航空機でも墜落してしまう。飛行時間の計測、管理を行う腕時計は、航空黎明期も今もパイロットにとって不可欠の装備なのだ。

そして20世紀初頭の航空黎明期から、優れた精度と信頼性で “パイロットウォッチの代名詞” としてイギリス空軍を筆頭にパイロットたちに愛されてきたのが、ムーブメントを軟鉄製のインナーケースで保護し、エンジンや計器の持つ磁気の影響を受けないようにしたIWCのパイロットウォッチだ。

同社は今も、過去のスタイルを継承したクラシックなモデルから最先端素材を使った現代的なモデルまで、この伝統を継承・発展させた、さまざまなモデルを開発・発売している。

「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “SFTI”」は、映画『トップガン』で一躍有名になったアメリカ海軍戦闘機兵器学校の卒業生限定モデルの民生用バージョン。セラミックなど先端素材の採用で着け心地も軽快だ。

▲IWCの創設者、アメリカ人時計師のフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ

▲当時最先端だったアメリカ方式の生産技術を導入した時計工場を建設した

▲IWCはパイロット・ウォッチの名作を続々と世に送り出してきた。左は1936年に製造された民間航空用モデル。右は1952年に製造されイギリス空軍に供給された「マーク11」

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※2020年12月6日発売「GoodsPress」1.2月合併号掲載記事をもとに構成しています

<企画・執筆・編集/渋谷ヤスヒト>

 

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