【特集】趣味空間を作る傑作モノ
自宅で過ごす時間が増え、ドラマや映画をたっぷり鑑賞してるという人も多いはず。そこで欠かせない大型テレビは、4K有機ELテレビの新モデルが続々と登場。サイズ展開も豊富になり、買い替えの好機を迎えている。
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ここ数年で着実にラインナップが増えてきた4K有機ELテレビ。少し前までは高嶺の花のようにも思えたが、手頃なモデルが増え、サイズのバリエーションも充実したことで、導入しやすい状況になってきた。オーディオ・ビジュアルライターの折原一也さんは、今は「液晶テレビからの買い替えにいいタイミング」と見ている。
「昨年、手頃な48インチモデルが登場したことで、最近は55インチ以上のモデルも少し値下がり傾向にあります。今年は地デジ移行からちょうど10年。当時購入した液晶テレビは、画質はもちろん機能面でも古さを感じるようになってきたでしょうから、買い替えの好機と言えるでしょう」
最新モデルはVODサービスへの対応はもはや標準機能。外出を控えつつ、多彩なコンテンツを鑑賞するには打ってつけのアイテムと言える。
「大半のモデルはNetflixやAmazonPrimeビデオをはじめ13種ほどのVODサービスに対応しています。特にOSにAndroidTVを採用するテレビは、対応サービスが豊富。ネット動画用の高画質技術を搭載するモデルも多く、納得の画質で視聴できますね」
液晶テレビより薄型で設置しやすいこともあり、今使っているテレビよりワンサイズ大きくするのもお勧めだ。迫力ある映像、美しい色合い、充実したコンテンツで、リビングの主役になってくれるだろう。
折原一也さん
PC系出版社の編集職を経て、独立。オーディオ・ビジ ュアル専門誌やWeb媒体、商品情報誌などで、トレンド解説や製品レビューなど多彩な記事を執筆。2009年よりVGP(ビジュアルグランプリ)審査員も務める
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