ひと声かけて快適生活!スマートIoT家電15選【暮らし向上必需ギア】

【特集】暮らし向上必需ギア

スマートスピーカーに対応し、声で操作できる家電が増えている。リモコンが見つからずに途方にくれていたのも、今は昔の話になりつつある。リモコンがいらなくなる時が近づいているのだ。そんな便利な“声で操作できる家電”を紹介する。

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忙しい朝の時間帯は、エアコンやテレビなどのリモコンを探す時間も惜しいもの。着替えながら、またはコートを羽織りながら「エアコンをオフにして!」や「照明を消して!」とひと声かければ、そのとおりになる。帰宅時には部屋に上がり、寒くて(または暑くて)「エアコンをオンにして!」と言っただけで、エアコンが動いた時のありがたさは格別だ。ただただ「IoTって素晴らしいな」と実感する。

IoTが言われ始めた黎明期には、エアコンやロボット掃除機などであればハイエンドモデルにしかWi–Fiは内蔵されていなかった。いまはミドルクラスにもWi–Fiが搭載され始め、スマートフォンでの家電操作が可能になった。そんなIoTの普及と同時に、スマートスピーカーも急速に普及。そしてIoT家電とスマートスピーカーが連携し、家電を音声で操作できるようになった。スマートスピーカー登場当時から言われていた「音声で家電を操作する時代」が、実現しつつある。

今後もIoT家電が進化すれば、家電はロボットのようにユーザーの言葉や思考を解するようになっていくはず。現時点でも、例えばシャープのエアコン「エアレスト」は、「風を当てないで!」と言うだけで風向きを変えてくれる。機械言葉ではなく、普段使っている言葉で操作できるようになりつつあるのだ。

さらに、パナソニックのIoTエアコンで暖房運転を開始すると、室内の湿度を保つために加湿空気清浄機が連動するよう設定できる。

こうした最新機能をみると、ゆくゆくは、ユーザーが「こうして欲しいなぁ」と思っただけで、家電が意を汲んで動作するようになるかもしれない。声で操作する家電を見ていると、そんな未来が見えてくる。

 

■家電の音声操作に必要なスマートスピーカー

グーグル
「Google Nest Audio」(1万1550円)

「Googleアシスタント」に対応。19mmツイーターや75mmミッドウーファーを搭載するなど、音楽を聴くために最適化されている。2台を連携させてステレオ再生できる。

 

Amazon.co.jp
「Echo Show 5 スマートディスプレイ with Alexa」(9980円)

音声アシスタントの「Alexa」に対応。5.5型ディスプレイを備え、映画やニュースなどが観られ、音楽やラジオの再生が可能。Alexaに対応する家電の設定を、タッチ操作でも行える。

 

ヤマハ
「サウンドバーYAS-109」(2万6000円前後)

「Alexa」に対応したサウンドバー。本体に話しかけるだけで曲の再生/停止、音量調整などの基本操作が行える。SpotifyやAmazon Musicにも対応。テレビと接続すれば映画などを迫力ある音で楽しめる。

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