定番&注目のジャンル別ソロキャンプギア24選【趣味空間を作る傑作モノ】

■TENT&TARP

かつては、どこでも確実にひとりで設営できる自立式が主流だったが「近年は使いやすさと見た目のよさを兼ね備えたパップ型やティピー型を好む傾向にあります。また、テントもタープも焚き火と相性のいいコットン混紡素材を選ぶ人が増えているように思います」(植村さん)。カラーも派手めなものより、自然になじむ色が好調だ。

1. 2kg以下で徒歩キャンプでも苦にならない

テンマクデザイン
「パンダライト」(2万5080円)

軽量ワンポール人気の火付け役「パンダ」の素材を見直すことで重量はわずか1.94kg。使用サイズは240×240×H150cmで室内広々。荷物の置き場も十分だ。

▲付属のインナーは奥側でも横にしても吊り下げられる。しなやかなメッシュ製で、ドアパネルを巻き上げれば夏でも熱気がこもりにくい

 

2. ロングセラーモデルが今どきカラーに

コールマン
「ツーリングドーム/ST」(1万6800円)

初期モデルが1990年代後半に誕生したという息の長いテント。リッジポールで前室を持ち上げているので出入りがラクなど居住性が高い。重量4kg、インナーテントは210×120×H100cm

▲新色のナチュラルカラーが新鮮。別売ポールを使ってドアパネルを高く張り出せば、タープなしでリビングを拡張できる

 

3. 焚き火派も安心のコットン素材

テンマクデザイン
「大炎幕FC」(5万4780円)

本家パップテントとは異なりフロアシート装備で無骨なのに快適。マッドスカート部分以外はすべてコットン素材のため、火の粉にも強い。使用サイズは350×270×H155cm。総重量10.9kg

 

4. 元祖、焚き火を楽しむための小型タープ

テンマクデザイン
「ムササビウイング13ft.TC“焚き火”バージョン」(1万8480円)

優美なデザインでファンの多いムササビウイングをコットン混紡素材で復刻。多彩な設営アレンジを楽しむためにポールは付属していない。総重量2.15kg、サイズ390×380/240cm

 

■SLEEPING

地面からの冷気は想像以上に体に堪えるので良質なマットは不可欠だ。「最近は地面の冷たさを直接感じることがないコットを使う人が増えています。寝袋はダウンが圧倒的に人気。価格を抑えたものが増えていてるのが人気の理由かも」(植村さん)

 

5. ハリのある生地で体をしっかり支える

ハイランダー
「軽量アルミローコット」(9999円)

レバーを使って軽い力で組み立てられるローコット。しかも重量は2kgで持ち運びの負担を抑えている。使用サイズは188×68×H16cmと、ソロテント内でも置きやすい。

▲収納するとφ14×55cmとコンパクトになりバックパックにも入るサイズ感。「頼りなく感じるかもしれませんが、寝心地にもこだわっています」(植村さん)

 

6. 冷気を遮ってくれるワイドなマット

モンベル
「U.L.コンフォートシステムキャンプパッド38 180」(1万2100円/本体)

ウレタンをたっぷり内蔵していて寒い季節も安心。地面の凸凹も感じにくい。180×60×3.8cmというゆったりサイズでありながらφ14.5×60cmとコンパクトに収納できる。重量1.05kg

 

7. 窮屈さを解消した伸びる寝袋

モンベル
「ダウンハガー650#3」(2万5850円)

生地の特性と糸ゴムを利用することで伸縮率はなんと135%! 窮屈感がなく、適度にフィットして冷気が入りにくい。快適温度3°Cで春先も安心だ。重量695g、収納サイズφ15×30cm

 

8. マットにもローチェアにもなる安心マット

サーマレスト
「Zライトソル レギュラー」(6820円)

穴開きの心配がなく軽いクローズドセルマットの大定番。アコーディオンのように畳めるので、小さく畳んで敷物のようにも使える。重量410g、使用サイズ51×183cm

 

■LIGHT

温かみのある光と低価格化、小型軽量化が進み、ソロキャンプでは燃焼系にとって代わる勢いなのがLEDライト。動画撮影に使えることも人気の理由だ。一方、マントル不要のオイルランタンは、決して明るくはないが、雰囲気の良さで愛用するソロキャンパーが多い。

9. ベルトループに付けられるカラビナフック付き

レッドレンザー
「ML4」(4950円)

φ2.9×9.7cm、重量71gの小さなボディで300ルーメン。カラビナフック付きで、バックパックやベルトループに装着可能。付属の充電池のほか、アルカリ単3乾電池でも使用できる。

 

10. ナチュラルな雰囲気のハイテクライト

ルーメナー×ハイランダー
「ルーメナー2」(1万6280円)

ムラのない1500ルーメンの大光量、さらにモバイルバッテリーにもなる人気LEDランタンのナチュラム別注モデル。防水・防塵なのも頼もしい。重量280g。別売で専用ソフトケースもある。

 

11. キャンドルみたいな光が安らぎをもたらす

フュアハンド
「ベイビースペシャル276ジンク」(4400円)

根強い人気を誇るオイルランタンの定番モデル。ゆらぐ炎でキャンプサイトの雰囲気を盛り上げる。芯に着火するだけなので手間がかからないのも人気の理由。重量480g

【次ページ】持ち運びも便利でひとりに丁度いい焚き火台&

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