【特集】趣味空間を作る傑作モノ
自宅にいる時間を生かして新たな趣味にチャレンジするなら、楽器を始めてみるのもアリ。経験がない人はハードルが高く思えるかもしれないが、手軽に使える入門モデルを使えば、コストを抑えつつ最初の一歩を踏み出せるはずだ。
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2020年のステイホーム期間中に新たな趣味を始めた人も多いはず。筋トレ、料理、ゲーム、模型作りなど家の中でもできる趣味は多いが、楽器もそのひとつ。楽器通販の大手サウンドハウスの岩谷征治さんも、実際にこの1年で楽器を手に取る人が着実に増えていると実感しているという。
「緊急事態宣言の発令後、巣ごもりの時間を楽しむために楽器を始めたいというお客様からお問い合わせをいただくことが増えています」
とはいえ以前からバンドや吹奏楽で楽器に親しんでいた人はともかく、全くのビギナーがイチから始めるのはちょっとハードルが高いように思える。しかし、最近は1万円前後の手頃な価格帯で自宅でも使いやすい楽器が増加。ヘッドホンに接続して、外に音を出さずに演奏できるタイプも増えている。また、技術を学ぶための環境もひと昔前より整ってきている。
「昔は教則本が主流でしたが、昨今はYouTubeの動画でわかりやすく情報を得ることができます。自宅で新たに楽器に挑戦するなら、こうした動画やコンテンツを積極的に見て練習されることをお勧めします」
まずは難しく考えず、手にして見ることが大事。子供と一緒に始めてみるのもいいだろう。
サウンドハウス営業部・岩谷征治さん
楽器や業務用音響機器のネット通販を手がけるサウンドハウス(https://www.soundhouse.co.jp/)でギターやドラムを担当。自身もミュージシャンで、幅広い楽器の知識を持ち、リペアなども手がける実践派
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