■天体観測
星座盤を見ながら天体望遠鏡をセットし、人によって異なるピント合わせに苦労しながら見たい星を探し出す...。そんな観測スタイルを過去のものとするのが、iPhoneやiPadと連動する新スタイルの天体望遠鏡。iPhone/iPadのカメラを使えば、迫力の天体撮影も気軽に楽しめる。
1. アプリとの連動で観測/撮影のハードルを下げた
レイメイ藤井
「天体望遠鏡RXA125」(実勢価格:1万円前後)
星どこナビは秀逸なアプリで、天文イベントや星の種類を始めとするマメ知識も収録されています(井上さん)
反射式天体望遠鏡を卓上タイプの台座にセットし、手軽に使えてコンパクトに収納できるよう配慮。焦点距離は300mm、適正倍率は76倍だ。iPhoneなどのスマホで天体望遠鏡用アプリ「星どこナビ」を使えば観測や撮影も簡単だ。
2. 天体観測のスタイルを変えたアイデア望遠鏡
TOCOL
「PaPANDAUD*eco」(実勢価格:2万円前後)
iPhone/iPadのカメラで天体写真を撮れるので、そのまま気軽にSNSなどで配信できますね(井上さん)
段ボール製のパーツで組み上げる望遠鏡。低反射8層マルチコーティングを施した口径50mmの高品位レンズが捉えた星像は、iPhoneやiPadのディスプレイに表示する仕組みで、オートフォーカス機能の活用によりピント合わせも簡単だ。
■エクササイズ
iPhone/iPadはエクササイズ系アプリも充実。特に傑作アクセと連動するものは、バーチャル上の豊富なルートを疑似サイクリングできたり、アプリ上でつながるユーザーと疑似ロードレースを楽しめたり、ピッチングの球速を計測できたりと、楽しみながらカラダを動かせる。
3. 天気を気にせずインドアでサイクルトレーニング
Xplova
「NOZA S」(実勢価格:10万8000円前後)
ネットワークでつながるアプリの利点を活かし、世界の人とバーチャルレースを楽しめます(井上さん)
愛用のロードバイクに固定し、iPhone/iPadと接続すれば、インドアで自転車のトレーニングやサイクリングを楽しめるローラー台。世界のサイクリストに人気のアプリ「Zwift」などと連携すれば、ゲーム感覚でトレーニングできる。
4. 野球の科学トレーニングが可能になった
SMART BASEBALL
「STRIKE」(実勢価格:2万5000円前後)
ボールに内蔵された慣性計測ユニットがiPhoneにデータを転送。アプリで情報を確認できます(井上さん)
自宅の庭や公園などでのキャッチボールにおいて、ピッチングに関する各種データをスマートに計測可能。球速やボールの回転数などをスマホアプリに表示する。チームメイトやライバルとデータを競い合うことでレベル向上も図れる。
■楽器演奏
iPhone/iPadには多彩な楽器演奏アプリが用意されている。とはいえ、ディスプレイに表示されるバーチャル楽器の演奏よりも、やはりアクセを活用した演奏の方がリアリティがあり、弾き終わった後の満足度も高い。最新機種はオンライン上で他の人とのセッションも楽しめる。
5. 手持ちのiPadで迫力あるドラム演奏が可能に
EFG
「TOUCHBEAT」(実勢価格:8000円前後)
スティックに加えてキックペダルも付属しているので、本物のドラムを演奏しているかのような気分を味わえます(井上さん)
iPadと組み合わせて臨場感あふれるドラム演奏を行えるアイテム。専用アプリに加え「GarageBand」など多彩なドラムアプリとも連動するため、好みに応じた演奏を楽しめる。外部スピーカーを接続すれば、ライブなどでの使用も可能だ。
6. 得意な演奏テクニックを駆使して弾きまくれ
Artiphon
「INSTRUMENT 1」(実勢価格:4万円前後)
「GarageBand」など既存の人気アプリにも対応しているので、お気に入りアプリを新鮮な気持ちで弾けますね(井上さん)
形にとらわれない自由な発想による奏法に対応してくれる新感覚のMIDIコントローラー。音源の再生にiPhone/iPadを活用可能で、「GarageBand」を始めとする多彩なiOSアプリにも対応する。内蔵バッテリーで最長約6時間駆動。
■プログラミング
小学生の必修科目となり注目を集めるプログラミング教育。iPhone/iPadと連動するアクセにも、未来の学びに役立つものが充実している。プログラミングとは、PCに指示を出して意図した動作を行わせることだが、アプリで作成したプログラムでロボットを動かせるアイテムは、まさにその入門に最適だ。
7. 始めは簡単なレベルからプログラミングの基礎を学べる
アイロボット
「Root」(実勢価格:2万9800円前後)
プログラム作成後、ディスプレイ上でRootの動きをシミュレートできるので、トライ&エラーも簡単に行えます(井上さん)
絵を描いたり、光を発したり、音楽を奏でたりと、さまざまな表現方法でロボット工学の基礎を学べるアイテム。プログラミングの知識やロボットに触れた経験がなくても専用アプリによってプログラムを体験できる。
8. RCカーのように気軽に始められるクルマ型ロボット
Sphero
「RVR」(実勢価格:3万1000円前後)
ジャイロスコープで加速度や進行方向などを記録。9軸慣性計測装置も搭載するため、高度な実験や分析も可能です(井上さん)
「Sphero Eduアプリ」を使い、操縦したり動きをプログラムしたりできるクルマ型ロボット。大径タイヤとパワフルなモーターを装着しているので、ちょっとした障害物や凹凸のある路面なども難なく走破してくれる。
※2021年2月5日発売「GoodsPress」3月号掲載記事をもとに構成しています
<取材・文/アップ・ヴィレッジ>
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