3. 自由研究シリーズをペットのように愛でて楽しむ「生き物プラモ」
生き物や建物といった多種多様なアイテムがそろっていて、ロボットや乗り物に興味がない人でも楽しめるのが、プラモデルの魅力のひとつだとオオゴシさん。
「例えばフジミ模型の『自由研究シリーズ』は、カブトムシやクワガタムシといった昆虫をはじめ、お馴染みの生き物がリアルなプラモデルとして商品化されています。接着剤なしで組み立てられるのもポイント。完成後に甲虫の光沢を塗装で再現したり、虫かごにディスプレイしたり...リアルな仕上げを目指すのも楽しいでしょう。お子さんの自由研究にもピッタリです!」
▼精巧な動きと造形にカマキリ先生もビックリ!?
フジミ
「自由研究23 いきもの編 オオカマキリ」(実勢価格:3080円前後)
ここ数年、NHKの教育番組で人気が過熱したカマキリ。その部位や動きなどを楽しめるのが、このプラモデルだ。各パーツが実物に忠実な色で成型されており、塗装せずとも出来上がりは本物のよう。別パーツを取り付けることで、翅を展開した状態を再現できる。
▼尾が動いて爪もしっかり開く
フジミ
「自由研究24 いきもの編 アメリカザリガニ(レッド)」(実勢価格:3190円前後)
特徴的な大型のハサミが開閉するほか、尾扇における2枚の尾肢が水平方向に広がるなど、各部がフレキシブルに可動。第2〜5胸部にはボールジョイントが組み込まれているので、本物さながらのポーズを付けられる。完成状態は全長約23cmで迫力満点!
▼少年心がくすぐられる決闘シーンを再現
フジミ
「自由研究25 いきもの編 クワガタムシvsカブトムシ対決セット」(実勢価格:3190円前後)
幼少の頃、誰もが採取に情熱を燃やした昆虫界の “ツートップ” をリアルにプラモデル化。別パーツの下羽を取り付けることで、飛んでいる状態も再現できるなど、実に芸が細かい。カブトムシは前頭・脚・前羽、クワガタムシは大あご、脚、前羽が動く設計。初回限定特典(なくなり次第終了)として展示用のプレート付き。
4. ミニチュアと飾ると楽しさアップ「“MARUTTOYS”シリーズ」
コトブキヤの新製品「TAMOTU(タモツ)」は、2020年末の発売以降、かわいらしいフォルムでたちまち人気に。
「『M・S・G』(モデリングサポートグッズ)や『フレームアームズ・ガール』をはじめ、3mm径の “共通軸” を採用しているコトブキヤのアイテムと、組み合わせて遊べるのも魅力のひとつ。“未来のメンテナンスロボット” という架空の設定ではありますが、内部メカのディテールがとてもリアルなので、例えば『もしも未来にTAMOTUが働いていたら...?』と想像しながら組み立てたり、働かせる現場をイメージして塗装したりするのも楽しいでしょう」
▼組み合わせるだけでまるで近未来なワンシーンに
コトブキヤ
「TAMOTU」
[ホワイトVer.][ブラックVer.](実勢価格:3080円前後)
[スカイブルーVer.][オレンジVer.](実勢価格:3190円前後/2021年5月発売予定)
コトブキヤとマルットイズのアーティストコラボアイテムとして商品化。ホワイトをはじめとする4色展開で、接着剤を使わずに組み立てられる。現在、塗装コンテストが開催中。詳細はWebサイトにて。
※2021年2月5日発売「GoodsPress」3月号掲載記事をもとに構成しています
<取材・文/ナゴヤリュータ>
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