【特集】暮らし向上必需ギア
日中の活力を上げるために、睡眠の質を上げることは重要だ。年度初めの新生活に向けて、マットレスや枕を体型に合ったものにするなど、寝具の見直しをおすすめしたい。睡眠環境プランナーの三橋美穂さんによるアドバイスも実践すれば、睡眠の質が向上し、日中を健康的かつ有意義に過ごせるようになるはずだ。
* * *
睡眠の質を向上させ、スッキリとした起床や、活力あふれる毎日を送るのに重要なのが、スムーズな入眠だ。三橋さんによれば、就寝時に、心身ともにリラックスすることで、寝付きは良くなるとか。もちろん、ふとんに入ってからのスマホや読書はNGとして、寝付きを良くするには、どんな方法があるのだろうか?
「特別な道具を使わずとも、スムーズに入眠する方法があります。おすすめなのは、筋弛緩法とカウントダウン法です。ぜひ試してみてください」
筋弛緩法とは肩や背中、首や顔など各部位の筋肉を緊張させた後、ストンッと一気に力を緩める方法。体の緊張が緩むことで、自然と眠くなるという。さらにカウントダウン法とは、100からゼロまでを、ゆっくりと数えて余計なことを考えないようにする方法だ。
ガジェットや寝具などの新製品を導入するとともに、これらのアドバイスを実践し、良質な睡眠が取れるようにしよう。
睡眠環境プランナー三橋美穂さん
寝具メーカーで商品企画、枕のアドバイザーの育成、マーケティングなどを経験後に独立。睡眠とストレス、食事、色彩、体操や呼吸法、寝具などとの関わりについて造詣が深い。