■睡眠とサウンドの関係性とは?
寝付きが悪い原因で多いのが、頭の中で次々に考えごとが浮かぶことだと、三橋さんは言う。そこで、睡眠時に音楽などを聴くのが、寝付きを改善するひとつの方法だという。
「音という、何かほかのことに意識を逸らすことで頭の中の考えごとが浮かばなくなり、自然と寝てしまうようになります」
当然、音楽の場合であれば、就寝時に流すべきなのは、ゆったりとした曲調の音楽。
「曲調に呼吸が同調して自然とリラックスでき、眠りにつきやすくなるんです」
音楽のほかにも雨や風、川のせせらぐ音などを流すのも、スムーズな入眠には効果的。
「ただし注意が必要で、音楽を流したまま寝ると、睡眠が浅くなった時に起きてしまいます。就寝時に再生する時間はだいたい60分くらいにしましょう」
できれば60分以内で終わる音や音楽をかけるか、切タイマーを備えたプレイヤーを使うといいだろう。余計なことを考えずに、眠りにつけるはずだ。
■付けたままでも違和感なし!睡眠専用のワイヤレスイヤホン
▼ネックストラップタイプ
1. 睡眠に最適なサウンドチューニング
宮地商会
「Sleeper Wireless」(2700円)
全体がソフトシリコンで作られ、睡眠時に横になっても耳に強い圧迫がなく、痛くならない。突然のピークやスパイクサウンドを感じないよう、心地いいサウンド設計が施されている。マイクも搭載し、通話やリモート会議時にも利用可能だ。Bluetooth5.0に準拠。連続再生時間は約7時間。
2. 最大12時間再生でき電池切れの心配がない
マクセル
「寝ごこちホン」(実勢価格:4378円前後)
柔らかいソフトシリコン製で、ピッタリとフィットして外れにくい薄型設計。φ7mm径のダイナミックドライバーを搭載し、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。低遅延のBluetooth5.0に準拠。連続再生時間は最大12時間。
▼完全ワイヤレスタイプ
3. 寝たことを検知して消音する親切設計
AMAZFIT
「Zenbuds」(2万4800円)
あらかじめ用意されたホワイトノイズや雨音などのみを再生可能。心拍計や加速度センサーを搭載し、睡眠を検知すると消音し、心拍数や睡眠の質をモニタリングする。再生周波数帯域は20Hz~8kHz。最大再生時間は最大8時間。
4. 豊富なヒーリング音で快適な入眠へいざなう
ボーズ
「Bose Sleepbuds II」(3万3000円)
用意された39種類のヒーリングサウンドを再生し、睡眠の妨げになる環境ノイズを遮断しつつ、快適な入眠へと誘う。本体表面の特殊コーティングにより、枕の生地に触れてもタッチノイズが生じにくい。連続再生時間は10時間
▼独自のアプローチで入眠を促すサウンドアイテム
5. 26種類のサウンドで快適な休息に
Mosoco
「ホワイトノイズマシン」(4378円)
「ざぁ〜」「ごぉ〜」といったホワイトノイズなど26種類のサウンドを再生できる、Bluetooth5.0準拠のポータブルなスピーカー。入眠時の心を落ち着かせて睡眠の向上を図る。連続再生時間は12時間。W120×D120×H41.3mm
6. 日々の睡眠の質をトラッキング
フィリップス
「SmartSleep ディープスリープヘッドバンド 2」(実勢価格:5万1700円前後)
眠りに導くスリープサウンド機能を備えた、ヘッドバンド型の骨伝導スピーカー。額部分に3つの脳波測定センサーを内蔵し、睡眠の状態を測る。設定時刻にヒーリング音を流して起床を促すアラーム機能も搭載。約110g。