ショップ・キャンプ場・メディアが語る2021年キャンプシーン予測【いま買うべきキャンプギア】

【特集】いま買うべきキャンプギア

80年代後半〜90年代初頭のオートキャンプブーム以来の盛り上がりを見せるキャンプ業界。テレビ番組でもSNSや動画でもキャンプ、キャンプ、キャンプ。その反響は凄まじく、冬でもキャンプ場の予約を取りづらく、また、アウトドアショップは入場制限がかかるほど。この状況は続くのか? 今後、キャンプシーンはどうなっていくのか? アウトドア専門店、キャンプ場、メディアで働く3名に集まってもらい、ここ数年の傾向を振り返りつつ今後の展開を予想してもらった。

 

sotosotodays・野毛陽平さん
スタンダードなものだけでなく、マニアックな道具もここなら手に入ると評判の神奈川・小田原市のアウトドアショップ「sotosotodays」店長。「買ってもらった道具で、ちゃんとキャンプができる場を作るためにキャンプ場を運営しています。今後は新たな視点で使い方、場所、マナーといった情報を発信しようと模索中です」

 

RECAMP・宮田蘭丸さん
アパレル勤務を経て、全国のキャンプ場開発・運営を行う「株式会社Recamp」入社。現在はRECAMPおだわらを担当。「山火事やごみが問題になっているけれど、キャンプ場によってルールが異なるので利用者が混乱しているのかも。Recampではキャンパーのアウトドアリテラシーの底上げをするために何ができるのか、模索している途中です」

 

アウトドアライター・アウトドアデイジャパン実行委員長・沖田雅生さん
アウトドア雑誌編集者を経て独立。現在はフリーライター、編集者としてアウトドアシーンを盛り上げる。「火や燃料はやけどや火災、刃物もケガにつながるけれど、なぜ危険かを知ればとても便利な道具です。危険だと遠ざけるだけではなく、メーカーに直接教えてもらえるようにと各社に声をかけて、アウトドアデイジャパンを立ち上げました」

 

【次ページ】キャンパーは増えている?

この記事のタイトルとURLをコピーする