【特集】再びバイクにハマる理由
電動バイクは、スクータータイプの街乗り “エコ推し” モデルのイメージが強いが、近年その状況は変わりつつある。趣味バイクの王様と言われるあのハーレーが、電動バイクをリリースしたのだ。のんびりドコドコ走るイメージとは真逆のスポーツ性抜群の「LIVEWIRE」を中心に、走りの電動バイクを紹介する。
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郵便配達業務で使用するバイクが一部電動となるなど、EV化の波がバイクにも…と報じられているが、現状はまだまだというのが実状。その中で電動ロードスポーツモデルを世界に先駆けて量産市販化したのがハーレーだ。
心臓部には高電圧バッテリーを搭載し、最大航続距離は約235kmと、近場のツーリングなら充電不要。高速道路のような回生ブレーキによる充電が見込めない定常走行でも、最大152kmの走行を可能としている。
一方走りの方はスーパースポーツ級の加速を実現。たったの3秒で100km/hに達するなど、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーに匹敵する加速性能を備えている。
ハーレーといえばVツインのサウンドだが、“らしさ”もしっかり残されている。無音をアピールしがちなEVだが、モーター軸を変化させる際に発する音をモーターケースに反響させることで、ジェット戦闘機のような音を発するなど、新たなH-Dサウンドを奏でている。
また、走りを楽しむことにおいては超一流とあって、カラータッチスクリーンでライドモードを自由に切り替えできるなど、最新技術を活用しつつライダーメリットに昇華させている点もハーレーならではと言えよう。
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