■LEDタイプ
家庭にも浸透しているLEDを光源に使うタイプで、主に内蔵バッテリーや乾電池を使用。ビギナーでも扱いやすい上、調光・調色、点滅、他機器への給電など、多機能なモデルが多く、幅広いシーンで利用できる。
1. クラシックなデザインでゆったりした雰囲気を演出
ベアボーンズ
「レイルロードランタン LED」(9780円)
北米の鉄道会社で使われていたランタンを模したモデルで、エジソン球タイプのLEDを使用。暖色の光がクラシックなデザインとマッチしている。35〜200lmで調光可能。連続点灯時間は、Lowで最長約100時間、Hiで最長約3.5時間。
2. 竹素材とゆらめく光がリラックスした空間にマッチ
ロゴス
「Bambooゆらめき・モダーンランタン」(1万2870円)
ボディに竹素材を採用し、明かりとともに手触りにもひと工夫を加えたモデル。ホヤにはガラスを使用。明るさは最大約293lmまで無段階で調整できる。連続点灯時間は弱で500時間、強で約7.5時間。
3. 広いシーンで頼りになる高輝度タフネス仕様
ジェントス
「EX-300H」(1万3200円)
IP68準拠の防水・防塵性能や、10mの落下耐久性能などタフな仕様が特徴で、最大1300lmの明るさも実現。専用充電池に加えて、単1型乾電池3本でも使用でき、USB給電にも対応。最大点灯時間は約270時間(暖色・弱)
4. コンパクトサイズながら便利な機能が充実
コールマン
「ラギッドパッカウェイ ランタン」(4980円)
内蔵バッテリーとアルカリ乾電池、どちらも電源に使えるモデル。光色は2色から選べて明るさは最大225lm(white/high)、連続点灯時間は最長約30時間(内蔵バッテリー使用時、warm/low)。スマホなどへの給電機能も備える。
5. 手軽に持ち歩けて照らし方は自由自在
スノーピーク
「HOME & CAMP ランタン」(1万5378円)
家でもキャンプ場でも持ち歩いて使いやすいデザインを採用。樹脂製グローブによる柔らかな光が特徴で、最大照度は300lm。フル充電時には最大光量で4時間、100lmで23時間使用できる。充電台が付属。カラーは3色用意。発売日未定
■ガスタイプ
主にガス缶を燃料に使用するタイプ。発光体となるマントルが必要なものもあるが、明るさと使いやすさのバランスが取れている。使用するガス缶はOD缶やCB缶が主流で、ストーブやバーナーと共用できるメリットもある。
6. ろうそくのような炎でキャンプの夜を演出
SOTO
「Hinoto SOD-251」(6930円)
直径3.8cm、高さ15.6cmとコンパクトで、ろうそくのようにゆらぐ炎の明かりを楽しめる。炎の大きさは本体のリングで調節可能。本体の充てんタンクにCB缶やライター用ガスなどからガスを充てんする仕組みで、最長約1〜2時間使用できる。
7. 安定した優しい光で照らす手のひらサイズモデル
FORE WINDS
「MICRO CAMP LANTERN」(9350円)
CB缶を燃料に使う折りたたみ式ランタン。専用マントルを使うことで、150lxの優しい明かりで照らせる。低重心のためテーブル上での安定性に優れるところも特徴。連続燃焼時間の目安は最長約450分(専用カセットボンベ使用時)
■ガソリンタイプ
主にホワイトガソリンを燃料に使うタイプで、明るく安定した光量で照らせる。マントルの空焼き、燃料タンクに圧力をかけるポンピングといった準備やメンテナンスが必要。扱いはやや難しいが、雰囲気を高める暖かく優しい光は他にない魅力だ。
8. 毎年楽しみな定番モデルが120周年記念カラーで登場
コールマン
「120th アニバーサリー シーズンズランタン2021」(3万6300円)
毎年リリースされるシーズンズランタンの最新モデルで、今年はブランドの120周年を記念したレッドカラーを採用。グローブにも120周年ロゴが刻まれている。タンク容量は約590ccで、最大燃焼時間は約7〜15時間。5月発売予定。
2021年4月6日発売「GoodsPress」5月号掲載記事をもとに構成しています
<取材・文/高橋智 写真/湯浅立志(Y2)>
【関連記事】
◆電池式と充電式の両方で使えるランタンって便利だわ!
◆ガス缶なしでも使えるガスランタン、SOTO「Hinoto」を使ってみた
◆デスクでも外でも大活躍!ミリタリーテイストなLEDランタンが心暖まる
- 1
- 2